Weekly Follow-up

こんにちは！

新年度を迎え心機一転、新たな環境に飛び込む人も多いでしょう。地域によっては新人を迎える桜に若葉が芽生え始めるところもあるでしょう。新人の時にしか味わえない不思議な感情を楽しみながら新たな環境に順応できることを願っています。以下は、筆者の独断と偏見で選んだ１週間を振り返るにあたって押さえておきたい5本のニュースです。

人事介入

国土交通省の元事務方トップの本間勝氏が民間上場企業の空港施設の人事に介入したことを認めた。空港施設とは耳馴染みのない企業かもしれないが、羽田空港や伊丹空港を中心に全国で12空港を運営している。また、その他不動産業を営んでいる。本間氏は社長人事に絡んで国交省OBである山口勝弘副社長を社長に昇格させる様に働きかけたことにある。この問題では国会でも追及の動きが始まっており、既に国交委員会の蓮舫委員長が山口氏の退官後の就職先記録の提出を国交省に求めている。

無罪主張

トランプ前大統領が大統領経験者としてアメリカ史上初の訴追された人物となった。トランプ前大統領は不倫相手に対して支払った口止め料を不正な会計処理した罪等34の罪で訴追された。5日に行われた罪状認否で、トランプ前大統領はいずれの罪も否認した。今回の訴追を政治的迫害であると支持者に訴えており、支持率にも殆ど変化が見られないことからトランプ前大統領の人気ぶりが窺える。

フィンランド加盟

フィンランドが31番目の国としてNATO(北大西洋条約機構)に加入した。元来、フィンランドは軍事的中立政策を採っていたが、ロシアのウクライナ侵略に際してNATOへの加入を決めた。なお、マリン首相は先に行われた総選挙で敗北を喫したため、NATOの加入を置き土産に退陣する。ロシアはNATOが東方拡大していることを懸念しているが、皮肉なことにロシアが近隣諸国の不安を煽ってその国々が自らの意思でNATOの加入を望む結果となった。

通信障害

今週は通信障害が多く発生した１週間であった。ANAでは、〜で通信障害が発生し約200便が欠航または遅延した。これに伴い約26,700人に影響を及ぼした。また、NTTでも通信障害が発生し44万6000件あまりに影響を及ぼした。更に、Suicaでも一時決済機能が使いづらい事象が発生した。

蔡総統訪米

台湾の蔡英文総統が中南米の歴訪からの帰途で経由地のアメリカに到着しを訪問し、マッカーシー下院議長と会談した。これでペロシ前議長に続いて2代連続で下院議長が台湾のトップと会談したことになる。蔡総統の訪米に合わせて中国軍の山東が台湾海峡を通過しており、東アジアの緊張感がより一層増している。

それでは皆さん良い週末を！