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R1グランプリ2024「最高の舞台」

R1グランプリ2024

一回戦出場してまいりました。

ハリーポッターからの半沢直樹になるというネタ

この日のために毎日ジョギング、の後に、ネタを修行する時間を設け、
今までやってきた習慣作りが全部活きてきた。

そして本番数日前には他の日程のR1も観戦し、

・フリップ芸は字が小さいと致命的。これが多い。
やや大きめの劇場になると、相当デカイものが必須。

・出囃子のタイミング

などを確認しやれることはすべてやった。

ビデオで自分のネタを何度もチェックし、細かいところをブラッシュアップし続ける。

ちょうどアニメ「ハイキュー‼」を見ているので
負けて涙が出るほどの努力をぶつけなければいけない、

そして「勝つ」ということを自身は終わるまでは信じ続けなければいけない、と散々、
周囲に勝利宣言をしていたのですが、

一回戦敗退(;'∀')

当日はすごかった。
いつもと違う劇場だったのできちんと
お客さんとしてお金を払って最初のブロックを確認して万全を期した。

レギュラーさんが司会をされており
オープニングからお客さんや劇場の場所イジリなどをして
みんな笑ってスタート。

地下に潜ると楽屋があり、
そこに無数の芸人が準備してネタの練習をしている。

私がみた最初のブロックでは
手が緊張で細かく震えている人がいたり、
近距離でいろんなものが伝わる。

出番が近づく。
ネタは細かいところまで完全に頭に入っている。
ここまでモチベーションが高かったことがあるだろうか、というほどウズウズしていた。

客席と距離が近すぎて左右のお客さんにフリップが見えないかもしれない、
少し下がった方が良いのか、など多少の不安はある。

勝利を信じ緊張を抑える。
私の前の一発ギャグ連発スタイルの芸人が相当ウケていた。(この人も落ちていた)

私の出番になり、
結果としては大ウケとややウケの中間くらい「結構ウケた」くらいではないだろうか。
笑いの量で一撃合格、というところまではいけなかったように思えた。

よく賞レースの一回戦は基礎しか見ていないので
そこで落とされる奴は問題外、と言われるが、
経験者として、それだとあの人が落ちた理由にならない、という人がいるのでそれは当てはまらないと思う。

某事務所の、歯車が合えば決勝まで行けるといわれた芸人
が一回戦で昔落ちたのを見たこともある。

結果以外に求められないのでそういったことはさておき、
舞台に立った芸人が必ず陥る心情というものがある

「全ての芸人に敬意を持つ」


というもので、これは又吉さんの「火花」にも近い心境が書かれており
霜降り明星「せいや」さんも似た発言をしている。

この

得るものがあまりに儚い、
消耗品のようなお笑いという舞台

において
そこに立つものと、それを見届けたものにだけ見える
なにか、を言葉にするとこんな感じになるように思う。
さて、
R1戦士なんていったりしますが
ハイキュー‼ついでに
負けて泣く仲間にかける言葉があります

「負けは弱さの証明ですか?
君達がそこに這いつくばったままなら、それこそが弱さの証明です」


と、いうことで
悔しさや涙はここでは省略して

構想していたYouTube動画や
次のオーディションへの挑戦
主催ライブの決定(2月28日16時予定)
など実はずっとずっと先を見ているからできる努力だったのでした。

応援してくださったみなさま、
劇場に来てくださったみなさま、
スタッフのみなさま、

本当にありがとうございました
みなさんの想いは励みになり続けます


一回戦敗退の罰ゲーム
謝罪会見と、ネタ動画を晒す、
ご期待ください
(謝罪会見にご期待くださいってどんなだよヾ(゚д゚ll)
うなだれている時間が無いので
うなだれながら走りたいと思います(なのでちょっとだけ変な方向に走るかもしれません(;´Д`)

と、いうことで
田端の半沢直樹
ダメ沢直樹(ウェルダン穂積)でした。


この夜
居酒屋「串焼のミヤコ」ではお客さんのリクエスト半沢ネタで
「半沢とVIVANTでこんなに似ている人はいない」と大喜びして
写真撮ってくれるグループがいてくださり励まされました。


田端の居酒屋「串焼のミヤコ」にて田端のゆるキャラ「たばったん」と。


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