「女性問題」っていう言葉

「女性問題」という言葉に過剰反応している人たちがいた。

男性の不貞やスキャンダルを「女性問題」って表現するのいい加減やめませんか。
男性が裏切り行為をしたなら問題は男性側にあるのに、なぜ女性問題なんだ。
女性の不倫は「男性問題」って言わないでしょう。
そもそもどの性別でも不貞行為は良くないけど、毎度この言葉選びが気になってしょうがない。

「女性問題」という言葉は、女性関係でのトラブルという内容を説明しているもので、女性が悪くないことは誰もが理解している。女性が悪いって捉えてる人なんかいない。

「金銭問題」も、金銭が悪いのではなく、金銭関係でのトラブルという内容を説明しているだけだ。

日本語の使い方として全く間違っておらず、通常の教育を受け、本を読み、一定レベルの読解力を持っていれば理解できること。

また「○○問題」という表現は、不倫や不貞行為などの罪が確定しているのではなく、何らかのトラブルが存在している段階というニュアンスを含んでいるもので、「不貞行為」への言い換えは適切じゃない。

そもそも「男性問題」という言葉を聞かないのは、女性の男絡みのトラブルが少ないからだと考えられる。「男性問題」という言葉が存在しないことは、女性が問題を起こしてこなかったことの証明で、女性にとって良いことと捉えられるはずだ。

「女性問題」=「女性に問題がある」なんて誰も思っていないのに、字面だけ見て、言葉狩りするのはどうかと思う。

使いたければ「男性問題」という言葉を使ってもらって構わないし、それで男性が差別的表現だと感じるとも思えない。

こういう言葉一つにいちいちイライラしていると、生きてくのがとても大変そう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?