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【ガーデニング】スペアミントさんの強剪定

前回までのあらすじ

 ホームセンターで買ってきたスペアミントの苗がどんどんと大きくなり、何度も収穫をして、挿し木をして増やして順調に育っていたかのように見えたが、なぜか最近茎に元気がなくなり、葉が増えなくなってきてしまった。コンポストで作った有機肥料を追加し、花工場ドーピングを施して様子を見ることにした。

その時の様子はこちら。

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本日の様子はこちら。

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うおおおおおおおお、復活!

というか、実はこのプランターの上に見えている葉っぱは、外にはみ出していた葉を強制的に内側に向くように誘導していたら、とりあえず普通のプランターのようにうまく茂っているように見えているだけなのよね。

誘導している茎を広げると、こんな感じ。

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とはいえ、よくよく見てみると........

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新芽が出てる!!!

本妻の子が大病を患い、その間に外に子供をつくろうとしていた私(違、絶対に違っ!)。

外の子供達もちゃっかり育ってる(汗)。

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この子たちも植え替えをしないといけないが、とにかく育っていることを確認した私。

完全リセットと言えるほどの強剪定を敢行することにした。

バックアップが確保できたなら、OSのフルインストールをする勢いでやるよっ!

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我ながら、潔すぎる..........。

そういえば、この話はしたかしら?

パームワイヤーバスケットに植えたスペアミントさんの話を。

このミントさん、荒ぶった挙句に劣化が始まってしまい........。

こんな感じになってしまったのだ。これじゃ葉の収穫もできないということで、強剪定をかけてみた。

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ここまでバッサリやったのよ。

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それが今は、こんな感じ。

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裏まで。

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ところで、キューバミントさんの現在はこちら。

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右側がオリジナルの苗から育てたもので、左側は挿し木で増やしたもの。オリジナルの葉の方が小さいのだ。たぶん根や茎が伸びきって手狭になり、栄養の奪い合いをしているのだと思うのだが、ここで少し疑問が生じた。

植物というものは、歳がいくほどに茎や根が太くなって免疫にも強く丈夫になるのかなと思っていた。でも今回剪定した茎は、生き生きと現役バリバリで活動しているとは思えないほど、色も悪いし茎の質としても良くないものに見えたのだ。それを残すよりも、新しく弾力性もあり瑞々しい茎を残す方が成長は早いように見えたのだ。

あの色の変わった茎は再生しないよね?

植物の成長と言われるものは、オリジナルが延々と残るわけではなくて、動物の細胞と同じで、朽ちる部分と新しい部分があり、それがいつの間にか入れ替わっているだけで、古い部分が残り続けているわけではないのかもしれない。

もしかして木の幹が太くなるのは、現役として働いている部分がそのままどんどんと太く強くなっているわけではなく、経年劣化したものを廃棄する術を持たないから、それをそのままにして、その外側に新しい細胞が成長していっているだけなのではと思ったのだ。

つまり木の幹の全体がすべて栄養や酸素を供給するために使われているのではなく、何の役目も果たさないのに、ただ存在しているだけの部分があるのではないかという仮説を立てた。

ビンゴ!!!

「幹の中心に形成される心材ではすべての細胞が死んでおり,樹液の流動もない。」

つまりだ。

もちろん植物の種類によって、その成長パターンは違うのだろうが、古い部分を残しておいても本体に負荷がかかるだけならば、人為的にケアしているガーデニングのコンテキストにおいては、ガンガンと人間がハサミを入れて、その新陳代謝をヘルプするということに間違いはないという確信を得た。

カナメ「植物って手をかけると、本当に可愛くなってくるよね。」

是。

可愛いから手をかけるのではなく、手をかけるから可愛くなってくるのだよ。

人間も植物もペットも同じだね。可愛がるから可愛いのだよ。

剪定後は、すだちミント氷をセットし、ハーブバス用に茎を干し網に入れた。明日からしばらくミントティーを飲んで、半分はドライにしておこうかな。

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