【ビルリノベ 】高コスパな露天風呂ソリューション
うちのカナメくん。「屋上テラスでテントサウナ＆水風呂バッシャーンでトトノウをやってみる」のが兼ねてからの憧れであった。
私「やめて。死ぬから。そんなん若い人ならいざしらず、（高）血圧の薬を飲んでいるようなシニアがやるもんやない。良くて遠赤外線。それ論外。」
リノベを終えたジムフロアには、遠赤外線サウナの設置スペースが確保されている。今はなぜか末っ子バクの簡易ハンガーラックが置かれているけれど。
これね。
カナメ「いやぁ、オレが買おうと思っていたテントサウナ、ロシア製だったんだよな。どうなってるんかな、あの（輸入販売）会社。」
知らんがな。
現時点では、未だいかなるサウナも購入できてはいない。
遠赤外線サウナの効果に疑問を持った私が、昨年、これを買ってみたくらい。
別に腰が痛いわけでも、肩こりなわけでもない私は、その治療的効果について語ることはできないのだが、暖房なしの冬に寝室ベッドに潜り込んだ際に、湯たんぽ代わりに使っていたことがある（汗）。
遠赤外線のせいか、めっちゃ汗だくになって暑くなったのだろう、朝起きるとベッド下に投げ出されてしまっていた。記憶にないのだが。
それでも故障なしで頑丈である。強度に問題はなし。何の強度だよ。
カナメが時々「腰が痛い」と言えば、私は、おもむろにこの治療器の電源ケーブルを彼のベッド脇のコンセントに差し込もうとするのだ。
カナメ「それ違う。アロマ。アロマ（マッサージ）な。そんなんちゃう。」
聞こえないフリをして、彼をうつ伏せに寝かせてこれをセットする。彼はだいたいそのまま寝てしまう。効いているのか効いていないのかは分からないが、とにかく暖かくて気持ちがいいのは確かだ。お腹の調子が悪いときも、これを使う。
完全に湯たんぽ化しているのだが、それなりに使用頻度は高いかもしれない。
故に、遠赤外線サウナの効果については、我が家では未だに解明されてはいない。未知数のままである。
カナメ「バスローブが必要。バンリちゃん、安くていいのない？」
私「え、それならニトリにあったはず。」
なぜにバスローブが必要なのだ。
カナメ「なんか重そうだよね。もっと軽いやつないのかな。」
カナメが最終的にセレクトしたのは、こちら。グレーが欲しかったらしい。
届いたものを見てみたけれど、たしかに軽くて手触りも良し。これなら不満はなさそうだが、しかし。それ何に使うのだ。
我が家は狭く、シャワー室からベッドルームまで数歩だ。シニア夫婦世帯、キミが真っ裸でシャワー室から出てこようと、「キャッ」とかわいい声を上げてくれる人など一人もいない。
バク「ママさん、ちょっとなんとかしてよ。パパさん、裸で出てくるんだけど（怒）。」
あっ………..過去にクレームは何度か（汗）。
カナメ「屋上で風呂から出た後に、そこで着替えるの面倒やろ。だからバスローブ。」
はい？
カナメ「買ったから。風呂、注文したねん。」
えええええええええええええええええ。
私の脳内に「人工大理石製の真っ白で重くてデカいバスタブ」の映像がポコンと浮かんだ。
楽天のおすすめにずーっと表示されたままだったからね。私のアカウントで物色するなよ、オラ。
ところが、届いたものはこれだった。
カナメにしては現実的なラインだこと。
実のところ、彼は常に現実的なのだが、時に途方もない壮大な浪漫を語ることがある。ぶれ幅が大きすぎる。ついていけない。
彼がこんなビニールプールっぽいもので満足するのか、ちと疑問だったのだが、意外とこれが使える使える。
すっごくいい！！
設置も収納も簡単！
値段の割には頑丈で、目的を十二分に達成してくれる！
そして意外と保温効果もある。フタ付きである。
この柔らかいビニール素材ならではの使い方をバクが発見！
ドリンク置き場にしてたボックスに座って、足湯もできるw
確かに誰にも見えないとはいえ、屋上で真っ裸でお風呂に入りたいかというと、別に入りたくはないが、足湯ならいいかも。
排水も簡単。
排水後には、そのまま横向けに半日ほど置いておくとキレイに乾いたので、空気を抜いて折りたたんで収納すればOKである。
サイズ的には、収納保管に問題のない大きさになる。あの大きさのままなら邪魔で仕方がないのだが、これならいいよ。
付属の電動ポンプを使えば、膨らませるのも、萎ませるのも簡単で力入らず。
自宅内にプライバシーが確保できる中庭があり、かつ温水での給水ができるならば、あっても良いかもしれない。ポイントは、外部水栓に温水を引き入れておくことだよね！
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