家電量販店の定点観測：掃除機の世代交代が済んでたわ
カナメが家電量販店に行くというのでついて行った。目的のない日のウィンドウショッピングは定点観測の場となり、かなり私の目は忙しい。
どうしてもキッチン家電を見に行ってしまう。なんかおもろいものないかなと探してしまうのだ。
それにしても、T-FALの電気圧力鍋の手動設定バージョンは、魅力的だな。
サイズ的にも許容範囲だし、頑丈でデザインもシンプル。T-FALは、電気圧力鍋感を全面に出すよりも、高機能圧力炊飯器ポジションで炊飯器側の陳列棚に置いてもらうといいのに。炊飯器を買いに来た人たちは、電気圧力鍋の棚なんか絶対に見ないからね。
でもさ、T-FALさん。そのままのデザインで自動調理バージョンをなぜ作れなかったのか......orz
なぜにこうなった？？？？？
家電量販店のこの方の前で、めっちゃ脳内ツッコミまくって忙しかったわ。それだけではなくて激写してきたよ。
ど、どうしてもsymmetry（左右対称）にしたくない何かがあったってことだよね？
........と思ったら、もちょっとノーマル寄りなデザインのものが出てたわ！しかも3Lサイズ！
たっ.......高っ.......。
しかも圧力鍋って、圧力をかけることで沸点を上げて、高温高圧で調理することで時短できるだけで、別に美味しく作ってくれるものではないのだよ。もちろん素材によっては美味しく感じられる部分も多々あるのだが、やっていることは単機能なのである。別に味がよくしみているわけでもないしさー。
だから、電気圧力鍋によって美味しい食事が手に入ると思ったら大間違いである！
T-FALの電気圧力鍋も、自動調理機能を増やしたりしているが、圧力かけての調理か、または非加圧の通常調理（強火から低温調理までの複数パターン）しかやらない。もちろん混ぜてもくれない。途中で勝手にフタをパカっと開けて煮詰めるところまで自動でやってくれるならすごいと思うが、そういうわけでもなく。
玄米ご飯が美味しく炊ければいいという雰囲気が漂ってしまう。
ひとしきりT-FALさんにツッコミを入れつつ、他の棚も色々と見てみた。
一つかなり気になる商品を見つけたのだが、それについてはすでにネットで購入したので、近いうちに商品レビューしてみるつもり。
前回は、炊飯器売り場に注目したが、
今回は、掃除機売り場で少々驚いたことが。
キャニスター型の掃除機が、ほとんどオワコンになっていたことだ。本当にびっくりした。
うちはダイソンの掃除機を20年くらい使っているのだが（全部で５台ほど買った）、今も使っている（コードレス）スティック型のものを購入した時には、世の中はまだまだキャニスター型が主流だったはずなのよね。もちろんiRobotのルンバさんも併用なので、ロボット掃除機の方の市場が拡大しつつも、一般的なキャニスター型の掃除機もそれなりに発展していたように見えていたのだが、しかし。リアル店舗にはほとんどなかった。
それと同時に、スティック型の掃除機の種類が度肝抜くレベルで大量に展示されていた.......。見た目はほとんど同じに見えるのに.......。
でも、今のスティック型の主流はこちら、マキタだと思うのだが。
でも家電量販店に大量に展示されていたのは、いわゆる家電メーカーさんが提供者側の論理で、色違いやスタイル違いのものをゴリ押すスタイル、そう「ユーザーにとっては違いがわからない同等の商品が大量にある」状態になっていた。
ネットの情報や、モノマガジンの様な商品レビュー系の雑誌などをくまなく読む人でない限り、欲しいものは家電量販店に行ってみて決めるという人が、今でもそれなりにいるんだろうなぁとぼんやり想像した。
あの中から一つを選ぶのなんて無理ゲー。もう一番安いやつをつかむしかないという感じだったよ。
でもキャニスター型がなぜ淘汰されちゃったのかがよく分からない。確かに２階建て住居などにお住まいの方は、軽くて移動させやすい（コードレス）スティック型が良いとは思うが、吸引力では、やはりキャニスター型に軍配が上がるはず。そして高齢になれば、できるだけハンドル部分は軽い方がいいと思うのだが、もうそのニーズはないのかしら。
気になって調べてみたら、まだまだメーカーさんはキャニスター型を製造販売しているし、新規購入希望者の中にも、それを望む人はそれなりにいる。
なのに、その割合と売り場面積の比率とが全く合っていなかった。これはメーカーさん側の推しがスティック型ということなのかな？
とは言え、私自身は二度とキャニスター型を買おうとは思っていないので、その理由を考えてみたら、とにかく保管時に場所をとるのと、とりまわしが悪いから。みんなも同じなのかな。
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