【ガーデニング】長雨の被害はジリジリと忍び寄る
私が住んでいるエリアは、台風の時期とその後しばらくの間、長雨となった。
台風の渦中の時期は流石に屋内に入れておいたプランターも、その後すぐに屋上に戻したのだが、その後の雨模様の中も半ば放置されたような状態にあった。
ハーブ類の中には、その影響を一切受けていないようなものから、大打撃を受けてしまったものもある。
大打撃を受けたのが、ローマンカモマイルだ。
左下が、かつての元気だった彼女。
それが............
土に近い部分が真っ黒になってへたり込んでしまった。黒くなった茎を丁寧に取り除き、できるだけ雨にかからない場所へと移動させたのだが、すでに根腐れを起こしてしまっていたのか、一向に元気にならなかった。思い切ってのショック療法とばかりに土を入れ替えてみたりもしたが、これが決定打になったのが、そこから一気に元気をなくし、残っていた緑がぐんぐんと減ってしまった。
すでにこのフェルトプランターからは外して、ミニプランターに小さくなった茎を植え替えたのだが、再起不能っぽいのだ。お花を一度も拝むことなく枯らしてしまって無念極まりない。
そして最近の挙動がおかしいのが、ラベンダーだ。
土に近い部分が灰色になってきてしまっている。すでに大きく育った2本の茎の下半分が真っ黒になったのでカットした。
毎日の様にジリジリと灰色部分が広がっていく。かなり気の毒な姿.......
色の変わった葉はとりあえず整理したのだが、根本解決にはならない。
調べてみると色々な可能性が考えられることが分かったが、私はその中の「泥はね説」を採用することにした。根腐れを起こしているならもっと全体が弱るはず。
私「マルチングしたいんだけど、バラに敷いてるチップ、まだ残ってる?」
カナメ「あああ、あれ全部使ったんだよねー。他にも使いたいから買えばいいよ。ベラボンがいいらしいよ。カーメン君が言ってた。」
私としては、その横の棚にあった3キロの別のマルチング材を買いたかったのだが、カナメの説得に折れてホームセンターでこれを買った。自転車に乗せて帰ってきたぜ(汗)。まぁ軽いからいいんだけど。
気温もちょっと下がってきたので、あとは水やりの頻度を下げて、乾かし気味にしつつ様子を見ることにした。
ところで!
ラベンダー精油は、花、茎、葉から抽出されるのだから当然なのだけど、この葉の一枚一枚も、すんごいラベンダーの香りがプンプンするの!!!
枯れた部分をチマチマと処理していたら、私の手がラベンダーの香りいっぱいになっちゃって、「おおおおおおおおおおお、すんばらしいーっ!!!」と一人ニタニタしちゃったのだ。
精油は大量の素材からほんの少ししか抽出されないから、そもそもの香りがどの程度なのかがよく分かっていなかった。が、実際は想像を超える強い香り(しかもめちゃくちゃ良い香り)で、びっくり。
なぜに。
水と土と空気と日光と、何をどうしたらこんな香りが合成できるのか。そして彼らは自分の香りを自分で感じ取っているのだろうか。
ラベンダーさんに色々と聞いてみたいことは山ほどあるが、しかし。
彼女にインタビューが可能だったとしても、本人が自分の体内で起こっていることを全て理解しているはずないか。人間だって自分の体の中の仕組みが分かっているわけでもなし。
あまり深く考えずに、その香りをありがたく享受すればいいのかな。
「植物が香り化合物を出す仕組み,吸う仕組み 単純拡散では説明がつかない」
とりあえずマルチングが成功することを祈るばかり。
ラベンダーさんの香りが良すぎて、もっともっと増やしたくなってきちゃったわw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?