観る将が最もワクワクする季節がやってきた!3月27日がもうすぐやってくる
AbemaTV将棋トーナメントが始まるよっ!
何度も書いているが、我が家に日本の地上波が映るテレビはない。そのため、AbemaTVには入れ込んでいて、課金すらしている。AbemaTV将棋に、ABEMAプレミアム有料会員しか見られないコンテンツがあり、それが見たいのだ!
楽屋裏(というか、リアルタイムで放映されていなかった控室でのやりとりなど)が見たくて仕方がない私であーる。
AbemaTV将棋トーナメントのドラフト会議は、3月27日(土) 19:00 〜 20:35だよーっ!!!!
さて。
将棋には全く興味のなかった私。子供の頃は、父と兄が将棋をさしているのを横でぼーっと見たりはしたが、一切の興味なく。うちの子供達は、一時期ハマってやっていたこともあったのだが、海外ではチェスに触れる機会の方が多く、長男ギンはチェスクラブにも入っていた。
私が将棋に興味を覚えたのは、我が子よりも年下の男の子(藤井二冠)がガンガン勝ちまくっているのを見たのがキッカケだったのだが、それを契機に立て続けに将棋関連の動画を見たところ、面白すぎてどハマりしてしまったのだ。個々の棋士のキャラが立っていて、かつ知的ゲームの最たるものだということを理解し、棋士の先生方の頭脳に惚れ込んでしまったのだ。
もちろん、棋譜など見てもさっぱりわからない(汗)。
昨今の観る将ブームのキッカケの一つは、間違いなく藤井二冠の存在だと思うのだが、あと二つ重要な因子がある。
一つは、AIの形勢判断と候補手が画面に導入されたことである。
現在の局面が、どちらにどの程度優勢であるのかを、数字(%)で表現してくれるのだ。そして、次の一手の候補手もリスト表示してくれて、それを指した場合の形勢の動きも予測してくれる。つまり、将棋がわからない人でも、いまどういう状況で、この状況でどの手を指すとどうなるのかというのが予測できるようになる。そして限られた時間内に、何も見ずに好手をバシッと指す棋士先生方が、めちゃくちゃかっこよいのであーる。
さらにもう一つは、盤上での戦いが全く進まない状況であっても、アドリブで時間をつなぐ解説のプロ棋士の諸先生方のTALK術が、とにかくすごいのである。CMもなしに、延々と話をつなぐなんて素人の私には無理無理。それを彼らは、こともなげにやり遂げてしまうのである。解説だけをしていても間は持たないので、盤上での戦いとは関係のない話も、つかえることなく滔々と楽しそうに話される。そして、時々はスポンサー企業の提供する食材を使った料理を食し、スポンサーに配慮しつつも、やらせっぽくない的確でうまい感想を述べるという、芸能人でも難易度の高いことをサラッとやってしまうのである。
こういう状況ならば、棋士達のランチやおやつの情報は、非常に大きなトピックになってもおかしくはない。なんてったって、時間を稼がねばならないのだから!
つまり、最高難易度の大学入試がなんぼのもん、というレベルの頭脳をお持ちの棋士先生が集う世界が、棋士ワールドである。しかも、登場人物の年代の幅が広く、世代を超えての真剣勝負が繰り広げられているのだ。そして色々なスポーツ競技の試合がキャンセルになる中、静かに将棋の対戦は続けられており、スポーツ中継の視聴が趣味だった層も、きっと取り込めたんじゃないかと思う。
ということで、今まで将棋中継を見たことがなかった方も、今年からぜひぜひご覧頂きたいのである。そして、AbemaTV将棋トーナメントは独自ルールを採用しており、短時間で勝負がつく。ラグビーのセブンスみたいなもんだ(違)。
昨年度から1グループ3人の団体戦になったのだが、そのチーム決めに「ドラフト制度」が採用されており、これがまたこのイベントの醍醐味でもある。そして今年から全グループのTwitterアカウントも開設されるそうなので、対戦以外でも色々と楽しめそうである。
世の中の将棋ファンが、この3月27日を心待ちにしているのである。
そして、ドラフト完全予想サイトも登場!
続々と予想動画があがっておる。
ドラフトを前にして、リーダー棋士の方々も、抱負を語られている。こういうインタービューの内容を考慮に入れて、ドラフト予想をたてるのだよ。
うちのカナメは、早々にこれを購入したが、ぜんぜん触っている素振りがない。買うだけで満足するタイプなのかな?(汗)
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