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お金(CASH)は、リスクヘッジに必須

 今日のカナメくん。

コンクリートの壁に棚をつけようと思ったら、コンクリートに打ち付けるためのプラグ&ネジが不足していたみたいで、それを買いにホームセンターに行くと言うのでついて行った。

ホームセンターだけではなく、百均にも寄りたいと彼の言う。

まぁ別に同じ方向にあるのだから、どこに寄って頂いても構わないけれど。

カナメ「で、近くでランチしよう。」

とカナメに言われたので、心は小躍りで出かけていったのだが。

急に(電動アシスト付き)自転車を止めて、カナメが大声を出した。

カナメ「やばっ。財布忘れたわ。」

私「え、私持ってるから大丈夫よ。」

と、その時は特に何も考えずに答えた私。

到着したその近くにある飲食店は、現金オンリーのお店だった。

そこで初めて脳内にヒヤッとしたものを感じた。

普段、現金を使わない主義なので、現時点で現金がお財布にいくら入っているか気にしたりはしない。もし必要な時は、まぁカナメくんもいることなので過去に困ったことなど一度もなかった。

嫌な予感は的中した。千円札2枚しか入ってなかった............orz

近くにATMもなければコンビニもない(涙)。

こういう時のために、お札とコインを入れたこれをバッグの底に忍ばせているのだが、今日は別のバッグを持ってきてしまっていた……..。何のヘッジにもなっていない。

ちなみに、PayPayにも残高はあるし、Suicaもスタバアプリにも余裕でチャージ済み、楽天ポイント貯まりまくってるし、クレカも複数枚持ってる。何なら楽天EdyやICOCAの物理カードにも残高入ってるし!

それでも無力なCASH IS KINGの世界!!!!

なけなしの現金しかないが、絶対にランチを食べる気満々の私は、その場で最も安いメニューを選んだのだが、カナメは空気読まずにお高めセットランチにした。

ここが道頓堀川やったら、カナメの後頭部めがけて華麗なツッコミ&一撃を入れるところだが、ここは彼の地元である。穏便に済ませることにした。

とはいえ、私の優秀過ぎる頭脳がフル回転でざっくり計算して(二人分のメニュー金額の単なる足し算)、とりあえず2,000円で足りることが分かり、しばし心の安寧を得た。

が。

その後、カナメは当初の目的である百均に向かった。

その百均も、なんと現金オンリーである。

お財布の中の小銭入れから百円玉を必死でカウントする私。

私「カナメくん、4個までな。4個!!!」

私「ちょっ.....待っ、1個100円のやつやで!!!」

普段から値札など見ない彼が(電気製品の価格にはシビアなのに!)、1個300円のモノを4個持って来る近未来は十分に想定できる。またもやレジで盛大なツッコミを入れる私の幻影が見えたので、それだけは死守せねば。

でもさ。

ちょっと気づいちゃったのよね。

今この時にもし災害や停電が起こったりしたら、その瞬間に私の周囲すべてがCASH IS KINGの世界になってしまうのだ。

何事もリスクヘッジを怠らない私が、何ということでせう。現金を準備していないなんて!!!

いつでもどこでも何があるかわからないから、お財布に現金は準備しておかねば!

と誓いを新たにした1日であった。

ところで、停電になると、多分モバイル&インターネット通信障害も同時に起こる可能性がある。

店舗内の電気系統については、もしかするとバックアップ電源が準備されているかもしれないが、通信関係が影響を受けると全キャッシュレス支払いがアウトになってしまう。交通系カードの場合のみ、確か通信圏外でも使えるみたいなので(次に繋がった時に同期をとる仕様だったはず)、もしかするとSUICA最強かもしれない。

さてさて、停電が在宅時に起これば、EV車をお持ちの方は、それを巨大バッテリーとして使うことができるので良さそうに思う。が、もし大雪の中でEV車が立ち往生してしまうと、すべてを電気に依存している車は、その低温環境では効率が落ちてしまうのは想像に難くない。常にリスクヘッジを考えたい私としては、「自動運転のEV車が発売されたら、もしかしたら買うかも」などとやんわり思っていたが、色々とリスクがありそうだなと思い直した。よってそれを買う未来は消えたね、なんて言っていたら。

カナメ「お前、ここは雪国かっ。」

確かに。ここは西日本。とはいえだからこそちょっとの積雪が命取りになっちゃったりするのよ。備えができていないから。

そういう意味で、電動アシスト自転車を保有するに留まるだろうなとも思う。

そこでペルテックさんにお願い。

ペルテックさんのバッテリーからAC電源をとれる変換器を発売していただけませんかね。

カナメ「それって意外と大変やから変換器は安くは作れないかも。それやったらモバイルバッテリー持っとけって話で。いや、ライトは点くんだから、そのライトに行っている電流を取るってことはできるのかも。」

私「そのラインをカットして、途中で分岐させるってこと?」

イチイチ声に出してアイデアを熱く語る私も私だけど、真面目に答えるカナメくんもカナメくんねw

2年前の台風前に停電に備えて購入したのは、実はこれだけ。

モバイルバッテリーはすでに複数あるんだけど、いざという時に電池さえあれば充電できるこういうタイプが意外と使えるんじゃないかなぁと、理系の実兄にアドバイスされたのが購入のきっかけ。普段は充電器として使えるので、単なる防災用品ではなく実用性もあっていいよ。いざとなったら電池はコンビニでも買えるしね。

防災グッズのヒントになれば。

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