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ふと気になった自家製生ジュースのコスパ。計算してみた。

 スロージューサーで毎朝人参ジュースをつくって飲んでいるのだが、ふと気になってネット検索をして色々なレビューを読んでみた。

割とあるあるなパターンが、

「最初のうちは熱心にジュースを作っていたが、そのうちに面倒になり冷凍ジュースを配送してもらうようになった。」

というもの。

だろうな。

うちも睡眠時間4時間でヘロヘロの毎日なら、絶対にこんなことやらないもの。シニアになってようやく時間ができたから、ジュース作りも苦にはならないが、以前の私なら完全に無理ゲーって思うところだ。

そこで、ちょっと気になったので冷凍ジュースなるものを注文してみた。

お試しで4種類入っている。

3種類12パックのものがAmazonにも!

正直言って、家で搾るより美味しい.........orz(注1)

これで自宅で搾るよりコスパも良かったら、もう私の立場が行方不明である(涙)。

計算してみちゃうもん。

さて。プロの製品は、美味しくって手間知らず。定期便ではない通常便で30パック入りの「人参りんごレモンジュース30P」の価格は、5,320円である。3箱セットだと14,760円である。うちでは毎日3人分を搾っているので、もし1ヶ月分を一括で買うなら3箱必要である。

これを一人一回分で計算すると、177円(一箱)、164円(三箱)である。

さて。うちで作っているのも「人参りんごレモンジュース」である。

人参は、こちらの製品を2回購入。

欠品の時には、こちら。

一回で1,780円として、それを一日3人分搾ると12日間で消費する。それにリンゴとレモンを追加する。一回につきリンゴとレモンは半個ずつ。我が家でいつも購入している素材でコストを計算すると、1日に必要な素材の金額は、

にんじん:148円
りんご:65円
レモン:36円

合計は249円、これを3で割ると一杯分が83円となった。

他の果物がある時は、それを追加で入れることもある(量も増える)。480円で購入した台湾パイナップルは、4日分のジュースとデザートとして食べたりもしたので、一回分では96円程度。甘夏4個を150円で購入したので、一回に一個使うと38円。これらはすべて3人分となる。

つまり、プラス別の果実を入れたとして、一人分には30円程度プラスされるだけである。

冷凍ジュースを1日3袋消費する場合のコストは531円。自宅で3人分を搾った場合は、249円。ほぼダブルスコアである。

私「ああああああ、良かったー。やっぱり自分で搾った方がめっちゃくちゃ安い。他の果物を入れてもまだ安い。まぁ私の労働力はカウントせずね。つまり私の10分弱の人件費は300円程度ってことか。」

カナメ「それ、スロージューサー代は入ってる?」

私「え?入れてないよ。初期費用は無視。ってか、減価償却何年よ。1年?それとも1ヶ月?」

カナメ「いやいや、入れないとおかしいでしょ。」

スマホの電卓アプリを叩きながら私が反応する。

私「じゃ、いいよ。計算するよ。1年ね。えええっと365で割ったら......なんと1日27円弱ね!ほーら、勝ったね!」

私は何と戦ってるのだらう。

カナメ「はいはい」

当然だ。自分の労働力を加味しても安いのなら、自宅でジュースを搾る人なんていないだろう。多分。だって冷凍ジュースは安定的に簡単に美味しく頂けるから、それが解に決まっている。

自分で搾る場合は、野菜や果物の調達や保管、カット作業、終わった後のジューサーの洗浄などの作業が伴うのに、そのコストをゼロカウントしているのだから、安いのは当然である。

だからそのコスト、1日300円、1ヶ月9,000円ほどの作業コストをどう考えるかだけの話になっちゃう。

それがコストだけの話なら、だ。

でも、我が家の屋上には、ハーブをはじめとしたジュース素材が青々と育っているのであーる!

特にブロッコリーの葉、

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パセリさんやルッコラさん等々、

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昨年は消費しきれないものを、乾燥させたり冷凍したりと色々とやってみたけれど、スロージューサーで搾り切るのが最も有効に消費できると気づいちゃったのよねぇ。

特にブロッコリーの葉は、繊維が硬いのだが、適当に刻んでジューサーに入れると、有効成分たっぷりのジュースが搾れてしまう。

だから、自宅でハーブや生食できる野菜を育てている方で大量収穫したものを持て余しているのなら、一気にジューサーで搾ってその場で消費してしまうのは賢明なアイデアである。

コスパがいいからというわけではなく、自宅でジュースを搾るための強力な理由があるのだ。

逆に言えば、自宅での収穫がない冬期であれば、冷凍ジュースをサクッと購入する方がいいのかもしれない。ジューサーの摩擦熱で壊れる栄養素を気にするならば、スロージューサーに投資するのは良いアイデアだと思うよ!

(注1)追記2020年4月17日

新鮮な果物を搾ってすぐに飲める自宅の生ジュースよりも、冷凍させたプロのジュースの方がなぜ美味しいのか、ずっと考えていたのだが、ついにその理由が分かった!

ジュースの会社の作り方のページを見ていたら、「ていねいに人間の手で皮むき」という工程が入っていたのだ。せっかくの有機野菜、皮を使わねばと思い、洗浄だけはしっかりこなしつつも皮ごと搾っていたのだ。そこで、皮をむいて搾って見たところ、プロのジュースの味に近いことが分かった。

味の違いは「人参の皮を入れるか入れないか」という部分に起因するみたい。でも栄養が多いのは表皮あたりなので、やはり味より栄養かな。なのでしっかり洗って皮も搾るというスタイルで良し。

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