【ジムリノベ】1.2 プロによる解体作業
間取りも決まらずに数ヶ月が過ぎてしまった。
このままでは数年かかっても始まらないかもしれない。とりあえず外圧をかけるという意味で工務店のミズキさんに連絡をとってみた。
彼はすでに廃業届を出していて(これは既知の事実)、前回は法人格ではなく個人事業主として仕事を受けて頂いたのだけど、現在は個人としてもリタイアモードとのことだった。ミズキさんは我が家のことを熟知しているので(実はビルを建てた時からのお付き合い)、あることを提案してくださった。
「大工のイチローさんにお願いしたみたらいいよ。彼の知っている職人さんにコンタクトを取ってくれると思うので、彼から直接電話入れるように言っとくわ。一度相談してみてね。」
とのことだった。
実は。
カナメが総監督をつとめて、個々の作業をプロに分離発注するということも考えてはいたのだ。
とはいえ、ミズキさんのオススメならば、それに乗っかるしかない。
イチローさん、お願いっ!
早速色々とご相談つかまつっているところであーる。
イチローさんは、寡黙で優秀な職人さんのイメージだった。が、実はめっちゃお話し好きということが分かり、びっくりしすぎてしまった。
仕事する時は、めちゃくちゃ集中して作業に没頭されているから、寡黙な方だとばかり思い込んでいたわ。人間、第一印象だけでレッテルを貼ってはあかんな。
前回も前々回も、なんでもかんでも聞いてみたかったのだが、いかんせん仕事に没頭されているので、必要最小限のことしか聞いてなかったのだ。電気工事のサトルさんには色々と聞いたりしていたんだけど。
今回は、大工さんのお仕事についても、プロのスキルを盗んでいくぜ。
イチローさんと打ち合わせの後、各種見積もりが集まってきたので、それをベースに再度彼と話をしていたのだが、やはり自分でできる部分は自分でやることで、コストはグングンと下がるわけで。
「単純労働なら、任してよ!」の私は俄然やる気に。なんといっても気候が涼しくなってきたので、作業がすいすいと進むこと!
壁紙を剥がして、床のクッションフロアをはがす作業を開始してすぐに、イチローさんと息子さんによる解体作業が始まった。
作業が始まると、私みたいなトロいおばさんが現場にいても邪魔なだけ。しばし素人のトロトロ仕事を小休止して、プロに現場を譲る。
事務所として使われていたエリアなので、フロアをいくつか仕切られていたので、それをまず壊していく。
この間仕切りの裏は、事務所の給湯室となっていた模様。
壁がなくなると、色々なものが見える。壁紙もかなり残っているので、後ではがさねば。
天井の石膏ボードを巨大ハンマーでぶっ潰しながら下へと落とす。
一日目はこんな感じで終了。私たちでできることといえば、残骸を専用の袋に詰めることくらい。
二日目が終わると、こんな状態!!
今日は、電気工事のサトルさん参戦!
勝手知ったるいつものメンバーに感謝である。電気関係の配線も外しながらの解体作業となった模様。
床もスッキリ!
職人さんは、日曜日にはお休みなので、その間に自分達でできる部分を少しでも前に進めておこう。
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