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【推し本リレー】わたしの自分メンテナンス本

こんにちは、WBH第一期生のもふもふです。
今回推し本リレーバトン企画に『好きな本が推せるのならば…!』と手をあげてみました。


はじめに、どんな本を推そうか

私の読書レベルについて

私自身、正直なところものすごく読むタイプではなくゆるーい読書好きです。大学生のころは古本屋でのんびり本を探すのが好きで夫とも本屋でのんびり本を見るのが好き。
そんな私ですが、ライフステージの変化とともに隙間の通勤時間や子どもの寝かしつけ後の時間にのんびり読むのが手一杯。しかも頭を使うものを読むのがとんと苦手に。そしてすぐ頭から抜け落ちる(とほほ)
最近はkindleに頼り、図書館に頼り、読んでは戻り、読破はうまくノリノリになれたか返却間際なども多い。そんな読書レベルです。

今、推すなら…?

WBHの中ではおすすめの本を紹介しあうチャンネルがあって、普段私は『ああー!これもあれも素敵―!読みたい―!借りる―!積むー!積まれてタワー!!』となっています(笑)
そんな私ですが、昔から読んでいてこれは推したい、と思う本がいくつかあります。
どれにしようかな、紹介するにあたってもう一度読もうかな…と思っていたところ、2月末から諸事情からガッチリ体調を崩し、現在も自宅安静中となりました。
病院勤務ゆえ、『体を壊すとメンタルも病む』をひしひしと痛感&体感している私ですが、もれなく病みました(現在はnoteを投稿したいなと思うレベルには元気になっています)
そんな2月ー4月、ふと世間を見ると別れと始まりの春にすっかり突入しています。そうだ、そんな今こそこの本を読んでみては?と今回の本を選抜しました。ゆるーく読めるかなと思いますのでいかがでしょうか?

心の手当て、していますか?

新生活、新天地、新局面…楽しい、ワクワク、そして疲れる

自分の新社会人のころ、慣れぬ医療現場で疲れてしまったことがあります。
そのときに出会ったのがこちらの本。


自衛隊のメンタルヘルス教官をされていた下園壮太さんの著書です。
医療現場に入るスタッフのメンタルケアの教育って養成学校次第かなとは思いますが、受けていないことがほとんどでは?
そんなときに読んでなるほど!と自分自身が楽になりました。
そこからちょくちょく下園壮太さんの著書は読んでいますが、私が今回紹介したいのはこちら。


2012年の著書になりますので、古い物にはなりますが35歳という年頃の難しさ、リカバリーしづらさについて触れています。
とても読みやすく、具体的な自分のメンテナンスまで広くカバーされています。
今働き方改革など大きく動きがありますが、日本はまだまだ長時間労働が多い状況。
30-40代って肉体的・精神的な負担が大きい世代ですよね。自分自身の体のメンテナンスだけでなく、心のメンテナンスって大事。
自分の不調のサインにアンテナを立てるだけでなく、職場・家庭周囲の人にもしかして?とアンテナが立つかもしれません。

つらい、って言いづらい。そんなあなたに

しんどい状況の当事者になると、ちょっとしたことでしんどくなったり『しんどい・つらい』っていうのもつらくなる、そんなことありませんか?
それをまとめてわかりやすく、こんな付き合い方もあるよ、と優しくそっと隣に座ってくれる、そんな本がこちら。

著者のもちぎさんが様々な人と話しながら『つらさ』との付き合い方をそれぞれ紹介してくれています。
コミックエッセイなので、緩く読めます。
10-20代の頃、感受性の高いあの年頃つらくてたまらなかったことを今になって思い出すと『ああ、あれは本当に自分自身とんがってたねぇ』とか思うのですが、当時はしんどくてたまらなかった。
あのときにこの本があったら、いろんな方法を知ってちょっと楽になったのかもと思いました。最後のもちぎさんの言葉が深いです。

自己啓発本とかつらくなった、そんなことありません?

しんどくなったとき、本屋さんで並んでいる自己啓発本をみてつらいって思ったこと、ありませんか?私はあります(よくある!)
疲れているときに読んではいけない本ってありませんか?かえって自分のエネルギーが消耗する感じ。その理由もふくめて自分の心の手当てとは?を優しく伝えてくれる、そんな本はこちら

こちらの本は苛酷な社会をいかに航海していくか、そんな船旅を助けてくれる言葉を教えてくれます。
普段からカウンセリングを行っている著者の東畑さんの優しい語り口調で入る本は読む側としてもハードルが低く、また本の中で示される航海がひとつひとつ理解しやすい。
疲れた状況でも読みやすい優しい本です。

みんな、心の不調は訪れる

病院にいると接する機会は非常に多いためしみじみ思いますが、心の不調は誰にでも起こりえます。
自分もそう、家族もそう、職場の同僚もそう。
でも実際に起こったら皆さんどうしていますか?病院に行く?薬を飲む?カウンセリング…?
そんなときに具体的にどんなことをして向き合った?という体験をまとめた本がこちら。

『ほしいのは「つかれない家族」』でも有名なハラユキさんの著書(こちらの本もお勧めです!!)
どんな症状が出る?具体的にはどのレベルが受診?などが非常にわかりやすくまとめられています。
ハラユキさんは女性ならではの更年期では?という話や他にも適応障害の話なども盛りだくさん。
しかもコミックエッセイなのでしんどくても読みやすい。
セルフケアも含めてぜひ手に取られてはいかがでしょうか?

あとがき

さて、ざっと『心の手当て』というテーマで推し本を今回紹介してみました。
自分自身のケアとして一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
皆さんの読みたいリストに仲間入りできたら幸いです。

次回はどんな本がリレーで紹介されるのかな、次は何を紹介しようかな、とワクワクしながらこのバトンをつなぎたいと思います。

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