見出し画像

こんな時だからこそ、対話しよう

しあわせホテルのかずです。

今日はデンマークのフォルケホイスコーレでの体験をもとに対話をする場に参加して、改めて、対話をすることは大事だなぁと感じていて。

改めて今日の体験を言葉にしてみると。

声を出し合って、みんなの色んな価値観に触れている中で、ふと、自分の奥底にある大切なものに気付いて、触れてみる。そして、その大切なものに言葉にしてみて、あらためて眺め直す。

そうすると、その言葉の奥にある自分の願いや思いに気付かされて。その願いや思いが生まれる背景や体験が思い出されて。なんていうか、大切に思っていることを大切にし直せる、ちゃんと地に足をついて歩ける感じになる、そんな感覚になるなと思っていて。

そのためには、まず、相手の声に耳を澄まして、対話の場に参加することが大事だなぁと思って。隣り合って、気持ちを分かち合いながら聞くことが大事だなって。なんか、その姿勢があることで、その場にはあたたかく関わり合える関係が生まれてくる。

そして、そんな土台となる関係ができた上で、自分の感じたことを感じたままに声にしていくと、自分でも気づかなかった自分の思いや考えに出会えることが多い。ポジティブな感情もあれば、やっぱり、ネガティブなものも沢山あったりもする。

時には出すのが恥ずかしかったり憚れる言葉もあるけど、それが湧いてきたのなら、あまり深く考えずに、出てきたままに、とりあえず出してみる。そしてそのときは、焚き火に薪をくべるように、場の真ん中に出してみる。薪をくべて火を眺めるように、自分の出した言葉を静かに、眺めてみる。

そうすることで、その言葉が、見えないところで他の人たちの中に、何か反応を起こしていて。それは、わかりやすい反応として言葉になることもあれば、周りからは気づかない、もしかしたら本人も気づかない、小さな反応もあって。

そんな反応の重なり合いから、場にはまた新しい波が生まれてくる。想像してなかった流れが生まれてくる。その新しい流れを受け入れ、流れに委ねて身を漂わせていると、また自分の中に何かしらの反応が生まれ、そこから新たな思いや言葉が紡いでいく。

なんというか、対話は、そんな川の流れのような、変わり続け、生まれ続けるものだなぁと改めて感じました。

画像1

こんな時だからこそ、ゆっくりゆるゆると、みんなで対話したいですね。

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?