クスリに頼らない!便秘解消の話

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日本人の約3割が便秘!?
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みなさんは「便秘」の経験はありますか?


〇便が出ずにスッキリしない・・・
〇常にお腹が張る感じ・・・


間違いなく私たちのQOL(生活の質)を下げる原因のひとつです

ある調査によると日本人女性の3割〜6割の方が便秘の悩みを抱えているそうです。

#めちゃめちゃ多い


一方、便秘で病院にかかる人は多くありません。国民の約2%〜5%程と言われています。


悩んでいる人は多いのに治療を受ける人が少ない背景には

「便秘くらいで病院にかかるのもなぁ~」
「薬を使えば楽なんだろうけど、なるべくなら使いたくない」

という思いがあるのではないかと思います。

今日の投稿では・・・

●便秘の定義
●自分の便秘タイプを知る方法
●クスリを使わない便秘解消方法

をお伝えします!


便秘について正しい知識をつけて
便秘の悩みを解消していきましょう!!

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自分の便秘はどんなタイプ!?
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“便秘”には「週に3回以下の排便」という昔ながらの定義があります。


ですがこれを聞いてどうでしょう?


「あなたは週3回以上排便があるので便秘ではないですよ」
って言われても納得はいかないですよね?


「毎日排便がないと不安」って人にとっては、一日でも便が出ないと「自分は便秘だ」と思うかもしれません。逆に3回排便があるだけの人でも「お腹が張ってないから大丈夫」って人もいることでしょう。


つまり“便秘”という言葉は「排便に関して満足感がない状態」と用いられており、それは人それぞれ意味が異なるわけです。


#みんな違ってみんないい

ですが、これには少し問題があります。

それは「自分の苦しさの原因が何かわからない」という点です。



例えば「自分は便秘だ」と思う二人の女性がいるとします。
治療法は二人とも同じでいいでしょうか?

答えは・・もちろんNO!!です。

なぜなら二人とも「便秘の悩み」をかかえていますが、その中身(タイプ)が違うからです。

一方は「排便の量が少ない」悩みを持つ女性、もう一方は「排便時のいきみが強い」悩みを持つ女性だったとします。「排便の量がすくない」時は、腸の蠕動運動や食事量が問題かもしれません。その場合は、運動や食生活の見直しが必要です。


「排便のいきみが強い」時は、便が硬さが問題かもしれません。その場合は水分摂取を増やしたり便をやわらかくする薬が必要です。二人の女性は一例に過ぎませんが、「人によって様々なとらえ方ができる便秘」だからこそ「自分の便秘がどのタイプなのか」知る必要があるのです。

#まず便秘タイプを知ることから始めよう


「便秘のタイプなんてどうやって知れば良いの?」


と思われた方もいることでしょう。


次の6つの基準で考えてみてください!


●強くいきむ必要があるか?
●塊が多いまたは硬便か?
●残便感はあるか?
●肛門の閉塞感や排便困難感があるか?
●排便介助(摘便など)をしているか?
●薬をつかわずに週3回以上便がでるか?
●その期間が3カ月以上続いているか?


これは非営利組織の「Rome財団」が2006年に公表した便秘の診断基準です!便についてこのような視点でみてみると、自分の便秘タイプがわかる手助けになるでしょう!

ちなみに6項目の内2項目に当てはまると医学的にも「便秘症」と診断されますので病院にかかるのも良い手だと思います!

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便秘の原因を知ろう!!
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では、便秘症の原因について、詳しくお話していきたいと思います

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