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2つ目の枕カバーを買ったら幸福度が爆上がりした

突然だが、私は早起きができない。
どれくらいできないかというと、朝9時に目覚めて
今日は早く起きれたな~ と思うくらいにはできない。

原因は去年発症したメンタル疾患の薬の影響である。メンタル疾患の薬を寝る前に飲む。そしてその薬が切れるまで、起きることができないのだ。

そして回復して飲んでいない今でも、その頃の生活リズムが抜けずに、朝10時起床がデフォルトになっている。
(ちなみに私は大学生で、オンライン授業のお陰でこの時間に起きても大丈夫な生活をしている。更に今は春休みだ。)

朝起きれなくて困ること

そんな優雅な生活の中で困ったことが一つ、それは洗濯機を回す時間に間に合わないのである。朝起き上がる頃には母が洗濯機を回し、すでに洗濯物は出来上がりそろそろ干される段階になっている。

だから私はパジャマの洗濯を夜に出している。
風呂に入るときにパジャマを出せば朝早起きしなくても大丈夫なのだ。

パジャマはそれでよかった。
しかし問題は寝具である。
洗濯をしたくても、ギリギリまで使っているので洗濯に出すタイミングがないのだ。これについては、
「まぁ万年床の人は多分結構いるし、早起きできるようになったらやるか~」
と、のんきなことを思っていた。

伏兵・ニキビ襲来

しかし、そこに実害が降りかかる。ニキビである。
一時期、顔にニキビが結構な数発生した。顎や生え際に頻繁にできそれが私を悩ませた。

しかも中の芯(栓?)を出せないタイプのニキビでなかなか治らない。
毎日洗顔をしても、保湿をしても治らない。

そこである言葉を思い出す。

肌荒れしてる人に「枕カバー毎日洗ってる?」と聞くと傷つけてしまうこともあります。

これはある美容系youtuberの言葉である。この動画は本格的にニキビを治す方法を紹介している動画だった。私は惰性でラジオ半分で聞いていたが、ニキビ対策で枕カバーを毎日洗うのは初耳だった。

この言葉を思い出し、枕カバーを毎日洗う必要性に私は目覚めた。万年床でも、せめて顔に多く当たる枕カバーは洗わねばと。
しかし現状、朝は洗濯までに起きれず、枕カバーを毎日変えるなんて不可能、そう思っていた。

救世主登場

そこに光明が差し込む。

そうだ、もう1枚枕カバーを買おう
それなら夜に替えてパジャマ同様に洗濯に出せば問題ないのでは?

そう思って、早速母にセールの日に買ってきてもらい試してみた。

結果、最高である。

まず毎日清潔な枕のお陰で、ニキビはほとんどなくなった。ニキビのストレスから解放された。

また、毎朝夢うつつの状態で洗濯機の音を聞きながら、今日も起きれず枕カバーを出せなかったと悔やむ気持ちもなくたった。

さらに、朝早く起きなければならないのに起きれないという気持ちも、そもそも起きる理由がなくなったため、
「何もないし何度でも寝てやるぞ~」と開き直ることができた。

それまで苦痛だった朝起きれないというものが、普通だったらできない二度寝を毎日してよいという最高ハッピーな時間に変わったのである。

環境を私好みにする

この発想の源は、発達障害サバイバルガイドである。

この本には発達障害がある人がどうやって快適な生活を送れるかを、作者自身の体験を元に書かれている。その中で、
・ごみが捨てられなのなら、机の隣にゴミ箱を設置
・食洗器を買って皿洗いの先延ばしを撃退

など、自らに合わせて環境を変えていく秘訣が多く書かれていた。私はこの考え方を活用した。

別にこれをしなくてもできる人は良い。しかし、発達障害の様に治らない人や、病気の様に今スグに改善できない人にとっては、今を如何に楽に生きるかというのが最大のミッションである。

だから努力の範囲を超えることならどんどん物にでも文明の利器にでも頼れば良いと思う。
それによって、同じ二度寝でも
「今日もまた起きれなかった」なのか、「今日も二度寝できて幸せ」なのかでは心持が大きく変わり、落ち込む回数が減るならそれはサイコーだと思う。

自分の心地よいことを大切にして、環境を自分好みにしていく。
そうやって毎日を少しでもハッピーに、これからも過ごしていきたいと思う。

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