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文章で飯が食える人の特徴を考えてみた

文章がうまくなりたいと思ったことはありませんか?そして、どうせならnoteで副業として稼いでみたい。そのような希望ってありますよね。noteは原価が掛からず気楽に始められるサービスです。うまくnoteを販売している人はその収益だけで生活している人もなかには存在します。最近は企業も副業を解禁していますが、まだまだ副業完全解禁には遠いです。ただ、いずれは副業解禁というのは労働人口の問題から必然になると思いますので、いまから副業としてnoteを販売できるノウハウを身に着けておくというのは悪いことではないですよね。本当に上手に販売している人は単品でnoteを販売しているわけではなく、定期購読で販売しています。こうなってくると安定的に毎月チャリンチャリンとお金が入ってくるわけですから、これだけ最強の副業ってありませんよね。文章を書くことでどんどん頭も良くなりますからね。noteを実際に販売していこうとするとマーケティングのノウハウも得られます。つまり、noteが売れれば別の商材でもいくらでもビジネスができるということになるわけですね。

ただし、noteで収益化に成功している人なんてほんの僅かです。そのほとんどが継続力が不足していることが原因だったり、長くnoteは書いているのだけど収益化のコツがわかっていないというケースはあります。noteを書いている人というのは、別に収益化が目的で書いているというよりも、自分の経験や考え方を少しでも多くの人に知ってもらいたいという気持ちでやっている人が多いと思うので、収益化が必ずしもマストではないと思うのですが、収益化できれば様々な選択肢も広がってきますから、収益化ノウハウというのは知っておいても損はないと思います。ポイントをいくつかまとめましたのでご覧ください。

まず、大事になってくるのは、その著者の実績ですね。どんな実績があるのか明確に答えている人は興味を引きますね。読者にとって著者のキャラクターが分からなければ、著者から何を学んでいけば良いのかわからなくなります。ですから、できるだけ独創性にあふれたキャッチが必要になるのですよね。実績といってもビジネスの業績という実績もあれば、キャリアが珍しい人、凄い人というのは興味関心が湧きますよね。珍しい体験をしているとそれもアピールポイントになります。

顔出ししていない人のnoteもいくつか買ったことがあります。今のご時世は顔出しNGというのは必ずしもマイナスではありません。ただ、顔出しNGな理由が読者にとって分かりやすい方が良いですよね。例えば、サラリーマンとして企業に勤めていて、副業禁止だから名前を表に出すことはできないなどですね。正当な理由が分かれば、必ずしも顔出しをする必要は私はないと思います。顔出しというのは信頼獲得の一つの手段でしかなく、重要なのは実績や読者の問題を解決してくれるのか?ということですね。

書籍ならば、出版できるという時点でそれなりの人が書いているのだろうなと憶測が立ちますから、タイトルとはじめにを読んでフィットしそうであれば購入することはありますね。タイトルだけで買うこともあります。そういう意味で行くと書籍は信頼感がありますよね。noteというのは、そういう意味で信用は得られにくいと思います。できるだけ実体験に基づいた濃い情報コンテンツを創っておくことが重要になりますよね。あとは書籍だと発表しずらいような情報が入っているとなれば、より一層魅力的になると思います。

読者層と長期で人間関係を築いていくスタイルを形成することが重要ですね。SNSには大量の人が参加しているわけですが、意外とジャンルを絞ってしまえば顔見知りだらけになります。なので、継続的に長期スパンで読者層と関係性を深めていくという考え方が重要になります。一発面白い記事を書けば売れるというわけではないわけですね。もっと100記事書いて〇〇ということについては最低知ってもらうようにしよう。など長いスパンで認知してもらいnoteを購入してもらえるようにするというのは大切ですね。

発信する情報は絞る必要はありません。昔はテーマを絞って情報発信をした方が良いという話がありましたが、今では正直そこまでテーマ性を絞る必要はない気がしますね。ただ、毎回バラバラのテーマだと読者層がついていけなくなると思うので、自分の発信する情報はどこかにまとめておいて、小出しで自分の経験をアピールしていくというのはnoteに限らず実社会での処世術としても大切ですよね。SNSで同じ志や立場を持った人が頑張って書いた記事であれば、読もうという人は出てくると思いますよね。売れている人を分析するとSNS内で仲間ができている人、グループができているような人、派閥が創れているような人は売れていますね。

あとは、noteが売れた時には適度に売れているアピールをちゃんとしていますよね。周りの人達も買っているなら私も買ってみたいなという連鎖的な購買も多いような気がします。特にnoteの単価というのは500円~1000円くらいで低単価なものが多いので、重要になってくるのは衝動買いを誘う仕掛けなんですよね。別に狙ってやっているわけではないと思いますが、ちゃんと売れたならば売れたと報告することが大切であると思いますね。

あとは物凄く関心のあるコンテンツをちゃんと書くということですかね。売れるコンテンツというのはターゲットが明確なんですよね。だから、自分のことをまさに言っているとなって、著者が書きたくなった気持ちと、読者が買いたくなる気持ちがシンクロしていくのですね。広く浅いコンテンツというのは、多くの人が読んでくれるかもしれませんが、有料では買いませんよね。たくさんの人たちに認知してもらうためのコンテンツと、購入してもらうためのコンテンツをちゃんと分けて書くことが重要であると思います。

上記のターゲットを明確にするということと重なってくるかもしれませんが、顧客が持っている問題意識を解消するためのコンテンツでないと売れませんね。よくマーケティングの世界では「不の解消」と言いますが、やりたいことができないという問題をしっかりと訴求したコンテンツの方が売れるんですよね。問題意識を明確に言語化して、解決策を提示することができれば、問題意識に共感してくれた人が買うという構図なんですよね。

問題意識をうまく描写する方法としては、「やりたいけどできない」を見つけていくことですね。例えば、営業職で売上を上げたいと考えているけど、なかなか商品の特徴がなくて、別にわざわざ自分のところから買わなくても良いと自分でも思う商品をどうやって顧客に興味を持ってもらい売るのか?といったように具体的な方が良いでしょうね。商品が強ければ商品をうまくお客さんに紹介すれば自然な流れで成約できるのですが、商品の認知がほとんどされておらず、もし、認知をされたとしても他の商品と何が違うのかよくわからない。という商材を扱う営業職の人ってごまんといますからね。こうやって問題を具体的に具体的に掘り進めていくのですね。

解決策をうまく表現する方法としては、著者の実体験に基づいた話であった方が訴求力が増します。著者と読者の関係は対等であってはなりません。読者が解決したいと考えている問題を著者はとっくに問題解決している経験を持っていると落差をつけないといけません。もっというと上下関係ですね。これがないと情報を求める動きというのはお客さん側では発生しませんからね。このように上下関係をはっきりさせて、あなたは問題解決の方法が分かっていませんが、私にはわかっていますとやることを「権威付け」と呼びますが、これは極めて重要なことですね。

あとはnoteの販売に成功した後に重要になってくるのは、一度購入してくれたお客さんに何度も別の商品を買ってもらうというのが重要なんですよね。固定客・ファンづくりというのは商売の鉄則であって、これがなければ安定した収益を獲得することはできませんからね。ファン向けのコンテンツもちゃんと作ってあげるということが大切なのですよね。ファンを創るためには、情報に一貫性を持たせることですね。また、過去の販売コンテンツを引用として書いておくのも良い。「あ、これは昔買ったやつだ」という気持ちを呼び起こすのもファンサービスの一つですよね。そして、買ってくれた人達にはお礼を欠かさないというのも重要です。物凄く基礎的な話ですが、文章以前のところでnoteの販売が伸びないというのは良くあることなのですね。

文章を書き続けて試行錯誤することが大切です。結局のところうまくいくかどうかは継続力がものを言います。最初から成功する人なんていません。最初は誰でも失敗するのですね。ただ、回数を重ねていくとだんだんと自分の考え方がはっきりと分かってきますから、文章や構成などが上手になってくるのですよね。文章を読んで書くというのは、ビジネス基礎能力で最も大切なポイントです。おそらく、毎日続けて執筆していれば、ビジネス基礎力が高まるということは間違いありません。


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