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チベット体操とは?

古くよりチベット寺院でお坊さんたちが体操のような”108の動き”を教義の一つとして練習していたと伝えられています。”108の動き”は呼吸と連動した動きで意識が呼吸といっしょに流れるように、深い瞑想に入る前の準備として、また身体エネルギーを高めていました。

チベット仏教寺院でお坊さんが行う修行の中のひとつだったんですね。

その”108の動き”の中から”効果的な一連の5つの基本動作”を抜粋して”5つの儀式”として紹介したのが、1939年にアメリカで出版された『明かされた真実の目』(ピーター・ケルダー著)でした。その後改訂増補し出版されたのが『若さの泉』(ピーター・ケルダー著)です。

本の中で紹介された”5つの儀式”はとってもシンプルな動きで誰でも無理なく実践できるものだったので、きっと世界中の読者が夢中になって実践体験し広がっていったのだとわたしは思います。

”チベット体操””呼吸と連動した動き”を強調しています。

呼吸と動きを連動させることによってチャクラのバランスを整え活性化を促します。”チャクラ”は東洋医学的考え方だと経絡上にあるツボのようなもので、7つのホルモン内分泌腺に呼応した7つのエネルギーセンターがあるという考えです。

”チャクラ”へダイレクトに働きかける”5つのチベット体操”は”呼吸と連動した動き”で外側と内側ともに刺激することができる、エネルギーを自分で作り出すことができるツールです。自家発電ですね!

チベット体操に関連する本のタイトルやネット検索をしてみると、”若返り” ”引き寄せ” ”痩せた”など様々。実践されそれぞれ体験し感じた効果はひとそれぞれです。

エネルギーの自家発電ですから、内側からいきいきと輝くエネルギーを体験され”若返った”と感じたり、いきいきハツラツとなってすてきな”引き寄せ”を感じたり、身体を動かしエネルギーを燃やしたことで”痩せた”と感じたりたりするんだとわたしは思います。

そして”5つのチベット体操”はもともとはチベット仏教寺院のお坊さんたちが行ていたものですから、膨大なチベット仏教修行の中のほんのひとつのエッセンス。巷ではマインドフルネスが話題になっていますが、これも禅宗の中のほんのひとつのエッセンスですよね。

こういった古くから今に至るまで継承されつづける叡智にはすばらしい価値があるとわたしは感じています。わたしはそういった古くから連綿と受け継がれているものやことに、これからのwell-beingな生き方・暮らし方のヒントがあるように思えるのです。

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