#11「珈琲について~不器用な宣伝~」


珈琲が好きだ

どれくらい好きかというと
お茶よりも紅茶よりも好きだ

でも残念ながら珈琲の苦みは苦手だ(なぜ好きだと……?)

それは好きと言っていいのかと思うのだけれど
珈琲の醸し出す雰囲気が、好きなのだと思う

そういう意味では、味より香りだし、
アイスよりホットだし(湯気が好き)
当たり前だけれどミルクとか砂糖とか入れると色とか味とか変わるし、
そういう雰囲気というか感じが、好きなのだろう

(そういうひとってわりといるような気がする
 コーヒーは苦手だけど牛乳入れたらのめるよとか
 甘くしたらのめるよとか。
 そういうカスタマイズ感、自分好みにできる感というのか)

だからきっと僕は珈琲が好きなのだ
メリタかカリタかハリオか追及するくらい好きだし、
どうせなら挽きたてを飲みたいと思うくらい好きだし、
そのためにケトルとか電動ミルとか買ってしまうくらいに好きだ。
(ガチじゃないか!)

そういう意味では、ブルーマウンテンよりモカが好きだし、
ノーマルなブレンドよりコロンビアが好きだ。
この感じ、分かる人がいると、ちょっと、うれしい。

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森谷珈琲というのが地元にある。

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https://twitter.com/moricoffee422
世界一幸せな珈琲豆屋が、幸せと癒やしをお届け中。
スペシャリティーグレードの豆のみ取り扱い、酸味、雑味のない、
ブラックでも飲みやすいコーヒー。

#森谷珈琲工房 #自家焙煎 #コーヒー豆
#さいたま市岩槻区慈恩寺546 -28
https://moriyacoffee.thebase.in/ 

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その森谷珈琲が監修した珈琲を
岩槻の就業支援作業所の「ふくふく」でも販売をしている。
https://www.facebook.com/fukufuku2015iwatsuki/photos/a.487729171964073/487728715297452/?type=3&theater

(これを書いている現在は8月で、
 会う人会う人が口をそろえて
 「暑い」と「嫌だ」しか言わないくらいの天気が続いている)


岩槻の街のイベントにも参加したり、
街にゆかりのある(岩槻は人形の街で知られている)
 工程を作業で協力したり、

福祉だからどうとかではなく、
外に開いているなって、思う。
障害があるから、とかじゃなくて、
障害があってもなくても、普通に街にいるよね、みたいな気軽さと自然さで
アイスコーヒーの販売もしたり、
黒米せんべいという地元で採れた古代米を使った煎餅を売ったりしている。
せっかくその街にあるんだから、できることをやろうよ、
みたいな軽やかさを感じるし、
 そういうのは見ていてなんだか気持ちがいい

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丁度飲む機会があった。
感触は炭火焼珈琲に似ているかもしれない。

ふくふくドリップコーヒー
【ジアマンチーナ ヨシマツ】 は

「ブラジルの大地でMr.Yoshimatsuが丹精込めて育て上げた貴重なスペシャルコーヒー。口の中に広がる甘みと澄み渡る大地のような香りや深みを活かした酸味や苦みのない飲みやすいコーヒーが森谷珈琲工房監修の元実現しました。とても贅沢な至福の一杯をどうぞお召し上がりください」

ということなのだけれど、
 さて、ブラジルの大地を感じるかは個人差がありそうで、
 澄み渡る大地のような香りや深みを感じるかも、そうで、

でも、とてもしっくりしたのは、
昭和の喫茶店にあるようなクラシカルな雰囲気を持つ
職人が丹精を込めて作った硬派な味わい
ということ。

「コーヒー」より「珈琲」という感じだし、
「ミルク、シュガー」を江戸っ子のように
〝てやんでぃ!″と撥ね退けて「ブラック」で攻める、みたいな勢いがある。

そんなふくふく珈琲は、アイスと相性がいい。
キンキンに冷えたそれは、珈琲の持つストイックさを際立たせる。

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いいよ、これ、
 すごくいいよ。

勧めてくれた人に伝えたいし、
 読んだ人にも、少しでも伝わったら、嬉しいのだけれど、


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