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子供奮闘記

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小学1年生から6年生まで通う学童という場所で働いていた時に感じたことを綴る記録です。
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記事一覧

#16「おにいちゃんの葛藤」

学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。 幼稚園から小学生に上がる。担任の…

金原 知宏
1か月前

#15「お片付けのかけひき」

学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。 学童では本やおもちゃが数多くあり…

金原 知宏
1か月前

#14 「一緒にいても 離れていても」

子供の成長に合わせて、私たち支援者も関り方が変わってきます。 小学生の低学年の頃は近い距…

金原 知宏
4か月前

#13「叱るという教え方」

当時の私は「教えてあげる=自分の方が正しい」という感覚でしたが、これでは怒られる方が悪い…

金原 知宏
9か月前

#12 「味方のなりかた」

 子どもとの関りで、促すことはたくさんあります。手洗い、片付け、宿題、などなど、それらに…

金原 知宏
10か月前

♯11 言葉にすることの大切さ

「自閉症」というものがあります。 強いこだわりやコミュニケーションの苦手さが特徴なのです…

#10「けんかについて」

私が大学生の頃に児童養護施設でしていたボランティアで痛恨の失敗談を一つ。  ボールをいつものように使おうとするとあやと君(仮称)に「何勝手に使ってんの」と突っかかるちかちゃん(仮称)彼女の主張は「ボールを職員から借りたのは自分で、そこにちょっと置いておいただけ」なのだと。一方であやと君は「全然そういう感じじゃなかった。ボールは放っておいて違う遊びをしているようにしか見えない」と言うが、二人の主張はなんだかかみ合わない。  私は職員に確認をしようと思って動くのだが、一方的にあや

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#9「間に入ること」

 子どもの関係が上手くいかない時に、支援者は間に入る。どのように入るかは結構大事なことで…

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#8「言葉にすることと、あえて言葉にはしないことについて」

 子供が発した言葉には、背後に出てきたものとは違う言葉が潜んでいたりする。  語彙がない…

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#7「実習体験記」

  学童のアルバイトをしていた頃。    私は大学生で、福祉系の福祉系の専修コースにいた。 …

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#6「宿題をさせるということ」

学童でよく言われるのが、「宿題にまつわる」問題。どうして問題になるのか、というと。  宿…

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#5「落ち着きのなさへの寄り添い方」

 広汎性発達障害、という診断名の障害を持つ子供と関わったことがある。  特定の刺激への拘…

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#4「善いか悪いかではなくて」

 例えば、食べる時の行儀が悪かったりする時、静かにする場面で静かにできなかったりする時を…

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#3「言葉にすることしないこと」

何を伝えるべきなのだろうかと、いつも考えている。 宿題を教える時に、「自分で考えさせねば」と思ってそれ以上はどう考えても自分から出てこないだろうことが分かるのに答えを出さないとか。 (結局難しいなぁ、と思っているうちに、迎えが来てしまって、帰ってしまうとか) いきなり「鬼をやって」と言われて、嫌な役を押し付けようとしているような印象を持って、なんかそれは違うと思って「やらないよ」と言ってみたり。 支援者たる自分が、何を思うのか、という部分と、何を言葉にしたのか、という部分

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