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子供奮闘記

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小学1年生から6年生まで通う学童という場所で働いていた時に感じたことを綴る記録です。
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記事一覧

#18「自分からやるために必要なこと」

学童は第二の家庭と言われますが、何十人と利用する子供たちがいるので、集団生活ができるよう…

金原 知宏
1か月前

#17「子供らしさとは」

 色んな子供と関わってきました。勉強はしたくないと言い、遊んでばかりいる子もいました。宿…

金原 知宏
3か月前
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#16「おにいちゃんの葛藤」

学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。 幼稚園から小学生に上がる。担任の…

金原 知宏
5か月前

#15「お片付けのかけひき」

学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。 学童では本やおもちゃが数多くあり…

金原 知宏
5か月前

#14 「一緒にいても 離れていても」

子供の成長に合わせて、私たち支援者も関り方が変わってきます。 小学生の低学年の頃は近い距…

金原 知宏
9か月前

#13「叱るという教え方」

当時の私は「教えてあげる=自分の方が正しい」という感覚でしたが、これでは怒られる方が悪い…

#12 「味方のなりかた」

 子どもとの関りで、促すことはたくさんあります。手洗い、片付け、宿題、などなど、それらにいちいち腹を立てていたら心がもちません。  促して一つ返事でやってくれれば問題はないのですが、そうはいかないのが、難しいところ。「嫌だ」と反抗されることがあれば、別のことに夢中になっていて、次の動作に進まないこともあります。全てに注意したり、怒ったりしていては、関りもぎすぎすしてしまうでしょう。  「手を洗った方がおやつ楽しく食べれるよね」と言ってみたり、「片付け忘れてるよ」となるべく

♯11 言葉にすることの大切さ

「自閉症」というものがあります。 強いこだわりやコミュニケーションの苦手さが特徴なのです…

#10「けんかについて」

私が大学生の頃に児童養護施設でしていたボランティアで痛恨の失敗談を一つ。  ボールをいつ…

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#9「間に入ること」

 子どもの関係が上手くいかない時に、支援者は間に入る。どのように入るかは結構大事なことで…

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#8「言葉にすることと、あえて言葉にはしないことについて」

 子供が発した言葉には、背後に出てきたものとは違う言葉が潜んでいたりする。  語彙がない…

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#7「実習体験記」

  学童のアルバイトをしていた頃。    私は大学生で、福祉系の福祉系の専修コースにいた。 …

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#6「宿題をさせるということ」

学童でよく言われるのが、「宿題にまつわる」問題。どうして問題になるのか、というと。  宿…

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#5「落ち着きのなさへの寄り添い方」

 広汎性発達障害、という診断名の障害を持つ子供と関わったことがある。  特定の刺激への拘り、コミュニケーションの難しさ、情動コントロールの波。そういったものに振り回されながら、なんとかくらいつくように関わっていたように思う。  ボールをずっと持って放さないとか(顔に投げてきたりとか)、感情的になって叫んだりとか、トイレに手袋をなげたりとか。 かと思えば、注意したことに対して、「やったよ」とわざわざ見せに来たりとか。  そういうことについて、改めて考えてみたい。そこには、成育歴

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