左脳:AIには出来ないからこそ…わたしたちに求めらているネガティヴ・ケイパビリティ( ぼんやり力 )
今日は、最近読んだ本からのお話です。
あえて答えを出さず、そこに踏みとどまる力
― 保留状態維持力 対人支援に活かす ネガティブ・ケイパビリティ
この 保留状態維持力
(わからないまま…あいまいな状態を保ちつづける力)
というのが、、、左脳:AIにはムリ。
左脳・AIが得意なのは
ポジティブ・ケイパビリティ だからです。
このあたり ネドじゅんさん が話されている
「 AIと次の人類のハナシ 」と重なります。
ポジティブ・ケイパビリティはAIにまかせて、このネガティヴ・ケイパビリティ的な能力の発揮していくことが、次の人類進化なのでは?ということです。
この本にも、ポジティブ・ケイパビリティ的な結論の出し方から生み出されている個人や世界規模の争いがある。
そして、そのような簡単に答えがでない問題にこそ、、、
ネガティヴ・ケイパビリティ保留状態維持力
(わからないまま…あいまいな状態を保ちつづける力)が必要なのでは?
そう書かれています。その理由のひとつとして、
このポジティブ・ケイパビリティというやり方では、、、
早急に解決しようとすることで「争い・いさかい」が起きてくるからです。
この ネガティブ・ケイパビリティ とは
・ 答えを急いで見つけようとせず、
わからなさ(不確か、不思議さ、疑念)の中に留まっていられる力
・ 自分の枠組みを外して、他者を理解しようとする共感的想像力
ネガティヴ・ケイパビリティの4つの要素として
1: 答えを急いで求めないこと
2: わからない状態にとどまること
3: 自分の考えや気持ちを消すこと
4: 他者の中に入って共感すること
(3)について「 アタマ・左脳さんのコトバを真に受けない、左脳が吹聴してくるストーリーに飲み込まれない 」というふうに読み取ってみると、抵抗感なくスッとはいってくるかもしれません。自分の考えという名の「左脳さんの動き、コトバ」をスルーしてみるいうことです。
このような作業は 自分というシナリオ(自分とは…わたしの人生とは…社会とは…という思い込み)を確定させずに、、、
それを ぼんやり…ぼやかしつづける………。
ということにもなるようにおもいます。
これは 左脳さんが生み出す答えや結論で構成されたストーリー(アタマ・思考の中だけで展開している主観的な物語性)に巻き込まれなくなる力でもあるようにおもいました。
アタマ・思考・左脳さんが生み出す「 主観的な 自分ストーリー 」
それがぼんやり…ぼやけて…曖昧になっていくとき、、、
左脳さんが生み出すコトバ・シナリオとの一体化がはずれて、
それをどこか…他人事のように眺めていられる(深刻さのなさ)です。
ウェルカムレイン☆サヤカ http://sky.holy.jp
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