映画:キューティー・ブロンド

『Legally Blonde』2001

何かを頑張りたい気持ちだけど、何を頑張りたいのかわからなかったり、
何からしたらいいのかわからなかったり。
もどかしい気持ちのときに観ると、頑張り屋さんの主人公に刺激をもらえる映画。

主人公のエルが努力家で、可愛くて、好きにならずにはいられない。
魅力のかたまり。

映画の設定でありそうな、『ちょっとおバカでセクシーなブロンド美女』じゃなくて、
『自分のありたい姿に向けてちゃんと努力するし、周りへの思いやりにあふれたブロンド美女』。

外見も内面も美しいなんて、敵なしだな…
ねたみたい気持ちが現れる余地もないくらい、素敵な女性。
自分のことに対しても、友人のことに対しても、一生懸命に頑張る姿が、応援したくなる。
意地悪なことをされても、基本的に笑顔。仕返しに嫌がらせをするわけでもない。

「両親ですら自分の外見や表面的な部分のことしか理解してくれない」
という台詞には切なさを感じた。
あんなにずば抜けて整った容姿だと、(周りの人たちは)容姿だけでも注目するのに忙しい、という感じなんだろうか…

周りが自分のことを理解してくれない、と思っても、
腐ることなく、外見の良さも武器にして、
明るく、自分らしく、努力するエル。

魅力的な人間に近づくために、見習いたいポイントがたくさん見つかる。


(ネタバレになるけれど、意地悪してきた女の子とは最終的に親友になる。「女の友情、ハムより薄い」という言葉を聞いたこともあるけれど、
ハムも積み重ねれば厚くなる?)

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