見出し画像

一年間リモートワークをしてきて意識していること

こんにちは。うぇるちです。バーチャル美少女フリーランスエンジニアです。

ここ一年近く、株式会社ブイノスを通じ、「バーチャル名義(うぇるち)」かつ「リモートワーク」で仕事をしてきました。

振り返ってみて、いくつかの点に気を付ければ、何も問題なくプロジェクトが回ったなと言うのが個人的な感想です。

最近リモートワークを始める方も多いので、リモートで作業をする上で自身が意識していることを共有してみます。

私が意識しているのは主に次の2点です。

1. お客さんを不安にさせないこと
2. お客さんの手間を最小限にすること

1. お客さんを不安にさせないこと

特に自身が「バーチャル名義」かつ「リモートワーク」ということで、お客さん的に「本当にこいつに任せてプロダクトは完成するのか?」が非常に心配だろうな、と思っています。(間に会社さんは入ってくれてますが)

なので、少しでも不安を減らすため、次を心がけています。

・すぐにレスポンスを返す
・進捗状況をこまめに共有する

すぐにレスポンスを返す
これは、サボっているのでは?進捗が悪いのでは?など、いらない心配をかけたくないからです。キチンとこの案件に取り組んでいる、というメッセージを送り、また、返事待ちによるボトルネックを作らないため、すぐにレスポンスを返すことを意識しています。

進捗状況をこまめに共有する
これも、目に見える形で作業が順調に進んでいる(または問題が発生している)ことを提示し、進捗が見えないことによる不安を減らしたいからです。

進捗報告する際は、共用チャンネルよりは個人の「分報」を作り、そこで進捗報告するのが遠慮がなく楽に感じます。

また、こまめに進捗を共有している方が、早めにフィードバックを受けられるため、総合的な手戻りも減らせると思っています。

2. お客さんの手間を最小限にする

リモートワークだとSlackなどチャットツールでのコミュニケーションがメインになると思います。ただ、テキストベースのコミュニケーションは、お互いの状況が見えない点、またノンバーバルな情報が伝えられない点から、欠けた情報を埋める工夫が必要だと感じています。

また、そうして意識することが増える分、「コミュニケーションコストを最小限にする」ということも意識しています。

具体的には次のような工夫をしています。

・文意を一意に定める
・感情面での誤解を防ぐ
・細かすぎる確認をしない

文意を一意に定める
リアルだと相手の表情などから理解度を確認しつつ、話を調整していくと思います。ただ、テキストだとそれが難しいです。なので、他に解釈の余地がないよう、文意を一意に定め、正確に相手に伝えることを意識しています。

これに関しては、前職で理系文章の書き方をキッチリ指導されたのが役に立っているなと思います。

感情面での誤解を防ぐ
テキストだと、リアルと違い表情や声のトーンが伝わらない分、淡々と文章を書くだけでは不機嫌に見えるかな?と思います。なので、淡々と書くよりは絵文字・顔文字を使う、なるだけ絵文字でのリアクションを返す、など、不機嫌に見えない工夫はしています。リアクションを返すのは、既読確認にもなって良いですね。

細かすぎる確認をしない
あまり頻繁にコミュニケーションが発生することは、ボトルネックになりかねないし、判断回数が増えることは相手に負担がかかると考えています。
なので、細かすぎる確認はせず、ある程度自己裁量で作業を進めています。当然大きな粒度で作業する前には確認をとるのですが、いったん方針が決まったら、細かい部分は自己判断で進め、進捗共有でフィードバックを受けて修正をする、くらいが良いのではと思っています。

一年間リモートワークをしてみて

こうした運用で一年間リモートワークをしてきて、小規模開発だと特にコミュニケーションに齟齬もなく、プロジェクトが回っていると感じます。

リモートワークに限ったことでなく、如何に信頼してもらうか、という点が仕事をする上で大事だと思っています。

なので、自分の状況が相手に見えないという前提を念頭に、自分の状況をうまく伝え、リモート故の不安を消し、コミュニケーションの齟齬を防げるなら、普通に仕事は回るように思います。

また、仕事の面では、差込でタスクが発生しづらく、まとまった作業時間を確保しやすいことから、オフィスよりもプログラミングに集中できると感じています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?