心を休めるコツは没頭すること
前回の記事の続きです。
休息が苦手だと書きましたが、心が休まる時が全く無いというわけではありません。
どんな時に休めているだろうかと考えてみたところ、何かに没頭している時だという答えが出ました。
具体的な場面を挙げてみたいと思います。
① ピアノを弾いている時
趣味としてピアノを弾くことがありますが、その時間は気分が穏やかになっていると感じます。
(もちろん、余りに気になることが多い時にはピアノの前に座る気力さえ起きないこともありますが…)
集中しなければ、ピアノは弾けない。
楽譜を読み、指を動かし続ける。
一度始まった音楽は止まらない。
まさに没頭。余計なことを考えずに音楽と向き合うことでリフレッシュできていると感じます。
② 文章を書いている時
文章を書くこともまた、集中力を必要とします。
何を書こうか考えて、それを表現するのに適切な言葉を選んだり、構成を考えたり……
(実際にできているかは置いておいて)
文章を書くことは静的な作業と思いきや、実は動的な、ダイナミックな営みなのだと思います。
書きながらアイデアを思いつくこともあり、それを忘れずにキャッチして、前後関係を考えながら適所に織り込んでいくという過程は、スポーツだったり、アクションゲームをプレイしているようなものだと思っています。
③ 人と話している時
文章を書くことと同様に、声での会話でも頭を使います。
(思いつきで話すような気楽な会話も好きですが)
相手の話を聞いて、理解して、返事をする。
この過程をリアルタイムでしているので、他のことを考えている暇がなくなります。
他の考えごとをしていると空返事になるのを逆に考えれば、しっかりとコミュニケーションをとるためには目の前の話題に集中する必要があるということになります。
これもまた良い没頭。
話す内容によって気持ちが安らぐこともよくありますし、話すという行為自体が心を休めてくれていると思います。
以上、3つの場面を考えてみました。
気が重いという時は、何か悩み事や気になる事が心の中に積み重なった状態。耐荷重を超え、軋み始めている状態なのだとイメージします。
心の床が抜けてしまう前に、崩壊を始める前に、一度荷下ろしをして、負荷を減らす必要があります。
たとえ負荷がなかなか減らなくとも、一時的に荷物をどこかに置くことができれば、生じたダメージを回復することができるのではないかと思います。
今後も何かに没頭できる時間を大切にしていきたいものです。
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