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週刊新川

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新川モールに集う愉快な人々のあれこれ。
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#データ活用

Vol.16 都市間連携について

地方都市にいると広域連携といったテーマが良く出てくると思います。実際に多くの地方都市で、このような取り組みもされていると思います。 今回は、この広域連携について考えてみようと思っていますが、その中でもある程度市場規模があり、ビジネス的にも比較的近い政令指定都市にターゲットに絞り見ていきたいと思っています。 ○人口規模について今回も私の地元である浜松を起点に見ていきますが、まずは人口規模的に近い地域を抽出しようと思います。 ここでいつもであれば当然RESASを使うのですが

Vol.15 需要動向予想について

今回は、商品等の需要動向予想が出来るかどうかを考えていきます。 取り上げる商品は、「歯みがき類」「歯ブラシ類」についてです。 そして、今回は以前ご紹介させていただいたV-RESASを利用していきます。 ○他業態は無関係?皆さんもご存じの通り、近年は新型コロナウイルスの影響により、消費動向は大きく変動しています。 皆さんの業界はいかがですか? 報道等では大きく売上を落としてしまっている業界の話題が多くなっておりますが、逆に売上を伸ばしているケースもありますよね。 でも、

Vol.14 浜松市のお金事情について

今回は、今までの見方とは少し違って、浜松のお金事情(地方財政等)について見ていきます。 ただ、この観点においては浜松市単独で見ても分かりづらいと思いますので、近隣市町村である「磐田市」「湖西市」、また同じ静岡県内の政令指定都市である「静岡市」で比較していきたいと思います。 ○浜松市の税金についてまずは、皆さんの生活にも関わる税金について見ていきます。 皆さんが、地域住民として生活する場合でも、また事業を営むにしても、この部分は知っておく必要がありますね。 <一人当たり

Vol.13 浜松市の農業について

さあ、今回は浜松市の農業について「主要産物産出額」「農業経営体」「農地」等の観点から見ていきたいと思います。 ○はじめに皆さんもご存じの通り、日本国内の人口は今後減少に転じていくことが見込まれています。 【日本の総人口の推移】   出生中位・高位・低位(死亡中位)推計 しかし、世界を転じてみると、特にアジア、アフリカを中心に人口は増加が見込まれており、2050年には、全世界で97億3,300万人という予想人口になっています。 【世界人口の推移(1950年~2050年)

Vol.12 地域経済循環図

今回は地域の全体的なお金の流れを見る「地域経済循環図」をご紹介します。 〇地域経済循環図とは地域経済循環図は、都道府県・市町村単位で地域のお金の流れを生産(付加価値額)、分配(所得)、支出の三段階で「見える化」したものになります。 地域経済の全体像と各段階におけるお金の流出・流入の状況を把握することができるため、地域の付加価値額を増やし、地域経済の好循環を実現する上で改善すべきポイントを検討することができるものとなります。 では、実際に「静岡県浜松市」を事例にして見てい

Vol.11 RESASデータダウンロードの手順

RESASは、様々なデータがグラフィカルに提供されているのが一つの特徴ですが、時には元データを加工したくなる時もありますよね。 でも、そんな時は、一部データに関しては元データをダウンロードできますので、ぜひ、ご活用ください! 今回は、「人口推移」に関わるダウンロードの流れを写真でご説明します。 (その他、ダウンロードできるデータに関しても基本同じ操作です) <「人口推移」データダウンロード手順> 下記写真の赤枠に沿って進んでいただければ結構です。 特に難しいことはあり