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クロスステッチ作家、はじめてのnote

はじめまして、WEEKENDSTITCH(ウィークエンドステッチ)です。
2人でクロスステッチ作家として活動しています。

ずっと気になっていたnote。
立て続けにtwitterでフォローしてる方が始め、読んだら読む前より一段階作者さんに親近感がわいている自分がいて、これはと思って書いてみることにしました(ツルカワさんの背中押しにも感謝!)。

一回目の今日は、やはりクロスステッチとの出会いについて。
作家さんのインタビューとか見ると、「小さい頃から気づくと何かを作ってました」って方多いですよね。
そういうのにとても憧れるのですが、私は残念なことにまったく違います・・。

物心ついた時には不器用を自覚。
美術も手芸も超不得意でした。
小学校の頃の友達からは、『なんであなたがクロスステッチ??』ってたくさん言われてます。

でもひたすら同じ作業をやるのは小さい頃から大好き。小さい頃の夢は「郵便局のハガキの区分け」でした。
とにかく✖️を作るクロスステッチは、そんな私にぴったりだったんです。
*相方は超絶器用です。

母が20年くらいクロスステッチを習っていて、お教室からは先生になってほしいと言われるくらいの腕前でした。
私は10年以上まったく興味を持てずにいたのに、母が作っていた作品にある日突然目を奪われます。
デンマークの庭道具を縦に並べた作品だったんだけど、こんな素敵なクロスステッチもあるんだ!って衝撃を受けました。

自分でもやってみたくなって手芸屋さんへ。
するとそこにはフランスのクロスステッチキットがいくつかあり、さらなるかわいさに完全にノックアウトされました。
そこからはキットを買っては仕上げる日々。
ひたすら作り続け、家族にべた褒めされ(これ重要)、嬉しくなってどんどん製作。
手芸屋さんでは物足りなくなり、海外から取り寄せはじめます。

そんな私を見て母は驚いていたけど、色々道具を譲ってくれました。
下の写真は母の手作りの裁縫箱。宝物です。

友達にも既存の図案を参考に、ヘアゴムなどの小物をプレゼントするように。
その頃、ハンドメイドサイトが盛り上がり始めていて自分でも何か売ってみたくなりました。
しかしよくよく調べたら、図案にも著作権があり、人の図案を使った作品を売ってはいけないと知ります。
そこからは試行錯誤で作品を作り、とにかく形にしていきました。

今見ると本当につたなくて、よくこれで人にあげたりできたな、と思うのもあるのだけど、この妙な自信と勢い、相手がとても喜んでくれたことの記憶が、今も続けていられる大事な理由だと思います。

ここらへんで名前を決めます。
『WEEKEND』という響きや文字の形が昔から好きだったので、週末に刺繍をするイメージで『WEEKENDSTITCH』としました。
どこで売るのか、いったい何から始めればいいのか、周りに作家の友達なんてその時は1人もいなかったし、途方にくれていた時に、会社の元先輩だった今の相方ちーさん(この話は後日)とランチに行きました。

彼女も子供の幼稚園グッズなどでクロスステッチをしているのは知っていました。
この時、本当にふと思いついて声をかけました。

『ねえねえ、今こんなことやってるんだけど一緒にやってみない?』

『うん、いいよ』

こっちが驚くほどの即答。

『え、結構な話だけど大丈夫??』

『うん』

『名前、WEEKENDSTITCHっての考えたんだけどどうかな・・?』

『いいんじゃない?』

あっけなくWEEKENDSTITCH結成です。

それが2013年のこと。子供がお互い小学生になり、少し時間に余裕ができはじめた頃でした。
そこから色々試行錯誤あり、びっくりするくらい嬉しいことあり、停滞期あり、でも喧嘩や辞めようと思ったことも一度もなく続き、夏には5周年を迎えました。
そこらへんも少しずつこれからお話させていただければ。
いざ書き始めたら書きたいトピックが10個くらい思いついてびっくりです。
リクエストなんかもあったらぜひ。

今、販売はミンネ、時々イベントです。
ミンネのギャラリーはこちら。
クリックして少しでも作品を見てほしい!です。


そして作品やnoteについての感想、何でもいいのでコメントなどいただけたらとても嬉しいです。
こんな感じで綴って行きたいと思うので、よろしくお願いします。

weekendstitch-1@yahoo.co.jp 


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