近況 2023.3

花冷えの一日

いかがお過ごしですか。

放浪ぐせ、と言いますか……どこかでじっとしていること、どこかに居つくことができないので、あちらこちらに現れています。TwitterだったりSoundCloudだったり、このnoteだったり……

ヘッダーの写真は最近のベストショットです。
桜は満開が近く、先週などは、どこの道を通っても春の気配がして嬉しくなりました。私は冬に体調を崩し春になると復活するのがお決まりのパターン、ですから春が大好きです。しかし春になると調子を崩す人がいるのも知っています。人それぞれ、合う季節があるのだと思います。

近況

生活をしています。過剰なくらい、ちゃんと生活をしています。早寝早起き朝ごはん。したいからそうしているというより、そうしないと崩れてしまう、というのが正確かもしれません。

自己紹介で「体調が悪いです」と一番に言いたくなる（結局言えない）、
そんな日々を続けてもう何年になるでしょうか。

体調不良を言葉で説明するのはとても難しいです。病名がなく、基本的な生活はなんとかできるけれども、それ以外のことは何もできない状態。こういう感覚は「ないところにはない」……概念がない人には全くないものなので、話をしても、宇宙人がピポパポと話すかのようにまるで理解されないことがよくあります。地球語なのに。👽

「悩みすぎ」
こう言われることもあります。確かに日々、文豪のようにうんうんうなっていますが、これは“そう見える”だけです。私は文豪ではないし哲学者でもありません。答えのない問いに向き合い続けて一生を過ごす気概などない凡人です。探究心から悩み苦しんでいるのではなく、人と元気に話せない、本をさらりと読めない、先人の知恵に触れられない、その心身の弱さのほうを嘆いています。
健康な人が　実際に生きている人や本の中にいる先人とのコミュニケーションで得ていくものを　私は得ないまま、冷凍されたようにかたまって年老いていくのかしらと思うと、とても悲しい……

BADモードやなあ

宇多田ヒカル氏のアルバムはとても良いです。

日々は過ぎていきます。
最近は当事者ではないことにも心を痛めてしまいがち。目の前で小さい子が転んだり、リュックが誰かとぶつかったりしたら、それは自分の身体ではないのに、痛い、と思ってしまいます。想像が自己の範囲をこえて広がってしまうので、なんとかおさめて、自分にあった動きを。

創作活動

現在、宅録ができません。
楽器の録音もできないしラジオの録音もできません。（話したいことがたくさんあるので話すかのような文章を書いています。）
PCの調子も悪いです。諸事情あって古いPCを誤魔化し誤魔化し使っていますが、おそらくもう流石に厳しく、最近は新しいPCをお迎えする準備をしています。iPadでなんとかなる部分もあるけどなあ。機材は難しい。

しばらく宅録ができない可能性があり、PCや周辺機材もすぐには導入できない、そして体調が全然良くならない、「これは創作活動をやめた方がいいかも」とぼんやり考えていたのですが、

生活がしんどいのは今に始まった事ではないし、これまでも低浮上でそんなに活動していないし、何より私個人は創作を止めると急激にメンタル面が悪化するタイプということがわかっているので、活動のペースは落としつつも　引き続きどこかしらに現れると思います。この先、そういえばそんなこと言うてはったな〜と気に留めていただけると有り難いです。

これからはスタジオを借りて録音をしようかな、とか、考えています。本格的ですね。
ハープを録音するとして、スタジオに持ち込む必要があるのですが、ケースを担いで電車に乗るにしては（持てないことはないけれど）重い、車を出すべきか、はたまたハープを借りられるスタジオを探すか。
東京にはそんな場所がいくつもあるらしいと聞きました。いいな。

創作の合間に創作物を聴く、見る。
ボカコレなどの投稿をたくさん見て、技術の飛躍的な進歩とクリエイターの強さとリスナーの強さ、全てに慄いています。私は「ボーカロイドを使う作曲者」ではあるのですが、いわゆる“ボカロらしいボカロ曲”を作るタイプではないので、やはり　ボカロP という呼称を使うのには迷います。「ボカロP」で間違いはないのですが、「ボカロ」というジャンルには居ないような気がして、申し訳なく……創作をする人は全員が形のちがう天才だと思っているので、ふれることは、とても楽しいです。ただふれすぎると単純に体調が悪くなります。体調を恨みます。

とまあ色々考えているうちに今年度が終わろうとしています。年度末は忙しいね。
4月からも、スタイルは変わるかもしれませんが、どこかには居ると思います。
休むと言ってるのにもうすでに春の曲を1曲準備してしまった。
つくりたい！
無理せずつくりたい！

今後ともよろしくお願いいたします。