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コラム

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記事一覧

我が父が38歳だった頃を思い出しながら

38歳の誕生日を迎えるにあたり、ふと我が父が同じ年齢だった頃はどんな暮らしをしていたかを思…

もっと「ドキドキする料理」を

先週末、今季初サンマを食べたときにある異変に気づいた。 身をほぐして一口ほおばると、なぜ…

フライパンで揚げものしませんか

暑くなってきましたねいよいよ。そんなタイミングで書くことなのかと自問自答しつつ、今日は揚…

からっぽのおべんとうばこ

6月になって娘のぞみの幼稚園ライフがようやく幕を開けた。初日から「まだあそびたい、かえり…

カルシウム大作戦と牛乳の底力

自分で料理を作るにつれ、ほんの少し栄養にも気を配るようになった。しかし、そこで直面したの…

我が心の師匠「白ごはん.com」への感謝をこめて

クックパッドはすごい。なぜなら料理をしない人でもその存在を知っているからだ。将棋を知らな…

男の料理とは決定的に違う「父の料理」、それを極める三ヶ条

「男の料理」と聞くと、ついブロック肉を思い浮かべてしまう。ブロック肉にはロマンがある。タコ糸で縛って、オーブンでじっくり焼き上げて..まるで己の資本力を誇示するかのように時間とお金をふんだんに投入し、渾身の作品を仕上げていくその過程は抜群に男前だ。魚介類のオールスターを呼び寄せて抽出した地中海風のスープや、七色のスパイスを揃えて煮込んだカレーにも似たようなことが言える。 しかし、これはあくまで「男の料理」の理想型。小さい子どもがいる家庭で、忙しいお母さんの負担軽減のためにキ

料理を始めたのは、「父として生きるため」だった

「いいですねえ、奥さんも喜んでくれるでしょ?」 週末の炊事を自分が担当しているという話に…