サザエの祖母の時代


こんにちは。うめママです、サザエです。

6年ほど前に他界したサザエの祖母は大正生まれ。
祖母が10代の頃、大学に進学する女子とは限られたものだったでしょう、学習環境には恵まれていた祖母も大学にいきたいと父に希望したところ、

『家政学科ならいってよろし』との学科限定に

『あたしゃ、国文学が学びたいのダ!』と進学を断念したという話を聞いたことがあります。

その時の祖母の歳を優に越える今の私がそこにいたなら、

まー、それでもとりあえず大学に行けば
何とかやり方次第で方向転換できたり、また新たな学びや出会いもあるかもよ、と言ってあげられたなと思うと同時に、

『親が子の進路を決める時代って…』とうめママの声も聞こえてきそうです。

結婚相手も親が決める時代が、ほんの80年前位には存在していたんですもんね。

結婚当日にごたいめーん…
わ!素敵♥️
え!まじ…

…話がそれました。。。

で、今まさに我が家のたらちゃん1号(3号までいます)が大学受験を迎え、
当たり前に学部の選択の自由をし、
自分の夢を描いていこうとしているこの世界になっていると言うことは、

祖母世代の方々からみたら、

なんて素敵な世界になっているんだ!
と歓声が聞こえてきそうです。

ましてやインターネット?!

世界とつながるって何?!

学ぶ場所は無限…!

きゃお~~~…

…私たちがおばあちゃんになる頃の日本の教育はどうなっているかちょっと想像してみます

『えー!学ぶって楽しいことじゃないの?』

『自分の学びを日々深める事って
当たり前に出来ることじゃなかったの?』

『主体的に生きるってフツーだよね、今さらそんなこと敢えて言わんでも、ねぇ…笑』

『先生に何でも話せないなんて想像できない、
だって伝えなきゃ始まらないじゃない、
どうやって毎日過ごしてたの?』

『え~!なにその縛り!信じられない!』

…なんて質問や驚きが
孫やその孫から聞ける時代になってるといいなぁ。

逆にどうでしょうか、

『サザエおばあちゃん達の時代から日本ってずっと変わらないんだね。。』

『こんなに色々進化して色々問題も山積して解決しなくちゃいけないことは沢山あるのに、
私たちだけ時代が止まってる気がするよ…。』

『人のせいにして生きる人たちばかりの世界に誰がしたの…?』

す、すみましぇん…

想像しただけで、ゾッ!

同じ年月重ねるなら、
みんなが昔より今でよかったなぁ!と思える世界へバトンタッチしたい。

私たちは消費こそすれ、子どもたちに素敵な世界を少しでも残していける生活を送れてる?

ムムム…
とはいえ、何ができるー?

結局何もできない?
じゃぁ、しょうがないっか…?

いやいやいやですーーーっ

気持ちだけでも、アンテナだけでも。
日々の生活にいっぱいいっぱいでも。
できることを少し。

学校からの情報、世の中のニュース、
色々色々ちゃんとキャッチ☆

気になったらちょっと立ち止まって子どもと一緒に考えて。

カッコいい大人にちょっとはなりたいッ
子ども達が憧れる大人になりたいッ

サザエの祖母はかっこよかった。

25才で戦争未亡人になった。
そして激動の昭和の中、子どもを育てた。
"おばあちゃん"になっても人生を楽しむことを忘れないし、歳のせいにしない。
90年代後半、サザエやカツオにパソコン教えて~とノートパソコン買ってみたり、
ハリー・ポッターの本を見つければ読みたいから貸して、と。

今も心に残る祖母の強さ。
母にとっても自慢の親であったろうと。

子ども達が"あんな大人になりたいぜッ"て思える世界になっていたい。

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