結婚式1700組の司会打合せで相談されたお悩みトップ10

こんにちは!
結婚式司会者の澤智子です。


私は、司会歴17年で約1700組の結婚式司会をしてきました。
もちろん打合せも1700組…


様々なお悩みを聞いてきました。
その場で解決できるものや、なかなか厄介な問題など…
悩み多き新郎新婦様のご不安を少しでも取り除こうと毎回必死です。


という事で今回は、新郎新婦様からの司会打合せでの相談トップ10をお伝えします。
私がお答えして喜ばれた回答もお教えします。


第10位 一般的にはどうですか?


別の方がどうしているかは誰もが知りたいこと。
一般論をお伝えしつつ、お二人が一般的な安心な内容だと確信したいのか、ユニークで楽しいシーンになるのか確認したいのか見極めて、アドバイスすると喜ばれました。

第9位 準備が大変で疲れた


しっかりと労って、結婚式の本質を伝えました。
ゲストはお二人の笑顔を見に来ているのであって、疲れているお二人を見に来ていない…準備が間に合わなくてもお二人が笑顔ならいいんです!
そんな風に、忘れがちな大切なことを伝えました。


第8位 赤ちゃんが列席していて途中で泣いちゃうかも


実は、この心配結構あります!
泣いてしまったら、控室にご案内するか、司会の方でコメントでフォローするので安心してくださいとお伝えし、実例を話してあげるとより安心していただけました。
『乾杯の時に赤ちゃんが泣かれてしまったんですが、司会から「かわいいお子様からの大きなエール…しっかり届いていますよ」とお伝えしたら、拍手が上がってすごく温かい雰囲気になりましたよ』など、司会がフォローすることによって、逆にハッピーになることを伝えました。


第7位 どんな風に司会するんですか?


これは、新郎新婦様は気になるところですよね!
ご希望を伺って1シーン即興でやってあげました。
ポイントは…どんな風な司会がNGかも聞くと、注意点が分かります。
例えば、拍手をあまり促してほしくない…や、恥ずかしい言い回しはやめてほしいなど。
新郎新婦様の求めている司会像を捉えることが大事ですね!


第6位 どっちのドレスが似合っていると思いますか?


これは、新婦様の中で答えが決まっている場合もあります。
…ので、両方のいいところを伝えたうえで、ちなみにどちらがお好みかお二人に確認し、気に入っている方を否定しないようにしましょう。

第5位 感染症が心配


司会者として、予め会場の対策を確認しておくことが大切です!
また、パーティー当日にコメントで伝えるかも確認し、よりゲストの皆様が安心してくださるように進めるのも一つです。
アドバイスとしては、パーティー1カ月前に会場の感染症対策をお二人からゲストに連絡して喜ばれた…など過去の事例をお伝えするのも喜ばれました。
一番重要なので、感染症が流行している時期でも、実際の結婚式での絆深まる素敵なシーンを紹介し、お二人が結婚式に向けて前向きに取り組めるマインドにすること。


第4位 相手にサプライズしたい


これは、お相手がお手洗いに行っている際に相談されることが多かったです!
でも、数分でお話しきれないので、後日お電話やメールでやり取りして内容を決めて行きました。
その際にプランナーを通すのか、司会と決めていいのかもプランナーに確認が必要です。
注意点は絶対にばれないように!


第3位 緊張する


よくわかります!
この質問には、私なりの緊張解消をお伝えしています。
私の場合は、視線は栄養だと思う、見ると安心できる人を見る、事前に会場をイメージしながら練習する、ハプニングも想定して練習する、終わった後のご褒美を考えておく!これで緊張を楽しみに変えています。


第2位 新郎が手伝ってくれない


皆さん同じお悩みがありますよ…と共感し、決して新郎様を否定せず、新婦様を褒めてあげて、結婚式近くになったら体調を崩さないように無理はしないことをお伝えしました。
なんでも頑張ってしまう新婦様には、結婚式までは家事は手抜きでいいんだよ…とよく伝えています。

第1位 この進行で本当に大丈夫ですか?


この質問…2組に1組は相談されます。
その場合、新郎新婦様が歓談重視かイベント重視か確認しましょう。
歓談重視なら進行表に時間を割り振ってあげて、どれだけ歓談が取れるか伝えてあげましょう。
イベント重視ならこんな風に盛り上がりそうだとイメージを沸かしてあげると安心してくださいます。


さぁ、いかがでしたでしょうか?
結婚式司会者の仕事って、打合せが本当に重要ですよね。
打合せで心が通い会うことによって、新郎新婦様は安心し、当日を笑顔で迎えることができます。

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是非、あなたあ司会で良かった…と言われる魅力的な司会者になってくださいね。


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