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初めてでも失敗しない!オンライン結婚式の司会術

こんにちは!
結婚式司会者の澤 智子です。

時代に応じて、結婚式も様々な形に変化しています。
その中の一つ…オンライン結婚式。

【オンライン結婚式とは】

新郎新婦様だけ会場にいてゲストは全員オンラインだったり、家族は会場にお呼びして、その他のゲストがオンラインで参加したり、ゲストの安心安全を考えてこのような形で結婚式を実施するカップルが増えています。

でも、オンライン結婚式の司会って難しそう…
とか、どんな所に注意すれば良いのか分からない…
など、やったことがない事なので、不安ですよね。

という事で今回は、オンライン結婚式でのプロ司会のノウハウを伝授します。
これを見て実践すれば、初めてのオンライン結婚式もきっとうまく行きますよ!

【司会衣装】

まず、司会者の衣装です。これは、いつも通りでOK。

♯4 ONEスタッフ写真格納_200524_0424

【マスクは着用するの?】

会場に新郎新婦様がいらっしゃいますので、マスクについては会場に確認になります。
紙のマスクなのか、マウスシールドなのか、少し距離をとってマスク無しなのか…

YOUTUBEオンラインサムネ

♯4 ONEスタッフ写真格納_200524_0581

【マスク着用時の注意POINT】

ちなみに私は2020年はマウスシールドで司会をする事が多かったのですが、とにかくマイクに声が乗らないので、司会台にアクリルボードを置いて頂きマスクを外して司会をしたり、アクリルボードがない場合はマイクのボリュームをUPしてもらいました。

【オンライン結婚式 司会ノウハウ】

続いて、オンライン結婚式で司会をする上でのノウハウです。
・誰に向かって話しているか明確に…
会場の新郎新婦様とオンラインのゲストの双方向に司会をするので、常にどちらに話しているのか、全員に話しているのか明確にして進めて行く
・ZOOMを使ってオンライン結婚式を行う事が多いので、操作が不慣れなゲストにも機能について分かりやすく説明するのがPOINT(ギャラリービューとスピーカービューについて、拍手やおめでとうのお声がけはしていいのかどうか、スピーカーをONにしておく、拍手やグッドボタンを活用しても良いかも…事前練習がお勧め)

オンライン結婚式 携帯画面

オンライン結婚式 ZOOMゲスト画面


・不具合に備える…途中でPCや映像の不具合があった場合繋ぐ事を常に念頭に
・ビデオカメラマンが何人かいるので、映り込みや導線の邪魔にならない様にする
・抑揚をつける…画面を通すと伝わり方は半減しますので、抑揚をつけメリハリのある司会を心掛ける

【オンライン結婚式での司会コメント】

では実際にどんなコメントをしているかご紹介します!
例(拍手説明):オンラインの皆様のリアクションは会場の大画面で映し出されておりますので、手を振ったり拍手をしたり、祝福の想いは大いにお送り下さい。
ちょっと練習してみましょうか?皆様、笑顔でお願いしますね!
・手をたたいて拍手
・手を大きく振る
・ZOOMのボタンでいいねと拍手があるので、いいねを押してください。続いて拍手を押してください。

例(趣旨説明):
『皆様、大変お待たせ致しました!本日は、お2人の結婚式にお越し下さいまして誠に有難うございます。
本来であれば、全員会場にお呼びしてパーティーを開催したかったのですが
皆様の安心安全を考慮し、皆様には画面を通じてご覧頂きまして全員からのご結婚の承認を頂きたいと思っております。
挙式を行い、その後皆様との歓談時間となります。トータルで1時間くらいでございます。
ここで結ばれた絆を元に、皆様には改めてお会いできる日を心から楽しみにしております。
まずはお2人の夫婦としての始まりの日を温かく見守って頂きます様お願い致します。

いかがですか?しっかり趣旨が伝わり、オンラインのゲストも集中して参加して下さいますよね。

【実際に司会をしている動画はコチラ】

【まとめ】
今回は、オンライン結婚式のプロ司会ノウハウを伝授しました。
POINTは、誰に向かって話しているのか明確にして、抑揚をつけてしっかり伝わるようにお話しする事。
普通の披露宴よりも繋がなければならない事が多いので、繋ぎ言葉を想定して用意しておく。
何より、オンライン結婚式でも価値ある時間を作れるので、お2人の事ゲストの事、しっかり打合せで伺ってお2人とゲストを繋ぐパイプ役として最高の一日を作りましょう。

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