ピンクリボン月間イベントを企画した本当の理由
トラウマ経験を乗り越えて、心の平穏を取り戻し、その経験をもとに社会貢献活動している人を応援したい、というのがウィコラの想いです。
そんな素敵な人との出会いが企画への推進力。
イベント① さとこ先生(乳腺放射線科医)
さとこさんは、ウィコラの妊娠産後サポートグループにまず参加者として妊娠中に来てくれて、いつも明るい笑顔と楽しいおしゃべりで場をなごませてくれました。
その後はファシリテーターとしても会を支えてくれました。その後、続けて3度の流産を経験され、そのうち1度は子宮外妊娠で手術を受けられ、妊娠している人が集まる会に来るのは辛かったはずです。
さとこさんの専門は乳がん画像診断。つらい経験をされた後も、乳がんの正しい情報をわかりやすく伝えたい! と活動を始められていたので、ずっと応援したいと思っていました。
イベント② 塩野佐和子(Sara)さん(脚本・演出家)
Saraさんとは、ある音声SNSで偶然出会いました。プロフィールを見てすぐビビっときて、勇気を出して話しかけました。
実はSaraさんも私も、赤ちゃんを左心低形成症候群という同じ心臓病でなくしています。Saraさんはその経験をもとに「幸せの贈り物」というシナリオを書き、テレビドラマ化もされています。
一方、私は自分の経験をもとに一から勉強を始めて、40代後半で医療者に転身しました。
出会いに運命を感じました。
そしてSaraさんは、その後さらに乳がんの告知を受け、サバイバーとして、脚本演出家として「ブレ恋!」を手掛けられました。
とても穏やかで落ち着いた話口調の奥にたたずむ熱い想いに共感し心が震えました。
乳がんという共通項での出会いとつながり
お二人に出会えたこと、自分も「婦人科」診療など女性の一生の健康に寄り添う仕事を始めたこと、ピンクリボン月間という良いタイミングもあり、不思議で嬉しいご縁を大切にしたいと思い、「直観」でイベント開催に踏み切りました。
大変な経験を原動力に社会貢献活動するやさしさとパワー
自分が大変だったこと、つらかったこと、くやしかったこと、悲しかったことなどを原動力に、社会に還元しようとする人たちのやさしさとパワーに触れるたび、共感し、応援したい、一緒に活動したいという気持ちが沸き上がります。
そして、共感する人を応援して協働することは、自分や仲間も楽しいし、幸せになれるのです。
本当に素敵なさとこさんとSaraさんと、このイベントをきっかけに「まさか自分が(自分の愛する人が)乳がんだなんて・・・」の時に安心・信頼できる情報を得られるよう、ぜひつながっていただきたいと心より願っています。
ウィコラは、人と人、人と信頼できる情報をおつなぎするのをお手伝いします。
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