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サイトをリニューアルする人へ、SEOの効果を落とさずにリニューアルする方法はある?

サイトをリニューアルしたら、検索上位から落ちることがある?

検索結果に表示されていたサイトがリニューアル後、表示されなくなるのではないかと心配している人もいるかもしれません。そこで、リニューアル後のサイトで確認すべき重要なポイントをお伝えしたいと思います。

見るべき重要なポイント
①URLは同じかどうか?
②ページタイトルは変わるのか?
③サイトの構成は変わるのか?


①URLは同じかどうか?


URLがリニューアル前後で同じ場合は、検索結果に変化はありません。
(ページタイトルを変更した場合は別ですが)

URLがリニューアル前後で変わる場合は、検索結果に変化はあります。
URLが変わる状況は、HTMLファイルで制作したサイトをWordpressを使ったサイトにリニューアルした場合が挙げられます。

HTMLのサイトをWordpressにした場合のURL
リニューアル前のURL https://〇〇〇.com/company.html
リニューアル後のURL https://〇〇〇.com/company

Googleの検索結果はURLごとに管理されているので、URLに変化があると、検索結果も変わります。なぜなら、URLがリニューアル前と異なると、違うページとして認識されてしまうからです。

しかし、この状況を回避することができます。

.htaccessと呼ばれるファイルを設置することで、自動転送処理をかけることで、リニューアル前のURL https://〇〇〇.com/company.html にアクセスしても、リニューアル後のURL https://〇〇〇.com/company へ自動転送するような設定が可能です。

.htaccessの自動転送処理を設定することで、ページのURLが変わっても、
検索結果に影響を与えずに、Googleからの評価を引継ぐことが可能です。


②ページタイトルは変わるのか?


SEO対策で一番重要な箇所は、ページタイトルです。Googleはページタイトルを手掛かりにして、検索順位を決めています。(ページタイトルだけが検索順位を決めているわけではありませんが重要です)

ページタイトルには目標のキーワードを入れることが大切です。

では、リニューアル前のページタイトルにキーワードが入っていたが、リニューアル後のページタイトルでキーワードを削除してしまった場合、そのキーワードでは検索結果には表示されなくなります。

ページタイトルを変更した場合
リニューアル前のページタイトル ホームページ制作 〇〇〇株式会社
リニューアル後のページタイトル 〇〇〇株式会社

この例では、「ホームページ制作」で検索した場合、リニューアル前では検索結果に表示されていましたが、リニューアル後では検索結果には表示されなくなりました。理由はページタイトルから「ホームページ制作」のキーワードが消えてしまっているからです。

このように、ページタイトルはSEO対策には重要なポイントになります。


③サイトの構成は変わるのか?


サイトの構成とは、ページの親子関係を表したものです。

サイトの構成A
トップページ
 会社概要
 お問い合わせ

親・・・トップページ
子・・・会社概要、お問い合わせ

サイトの構成B
トップページ
 会社案内
  会社概要
  アクセス
 お問い合わせ

親・・・トップページ
子・・・会社案内、お問い合わせ
孫・・・会社概要、アクセス

サイトの構成Aでは、親と子の関係しかありませんでした。
サイトの構成Bでは、親と子の関係と孫の関係もあります。

リニューアル前ではサイトの構成Aであったが、リニューアル後にサイトの構成Bに変更になった場合、URLが変わります。

サイトの構成A
トップページ  index.html
 会社概要   company-outline.html
 お問い合わせ contact.html

親・・・トップページ
子・・・会社概要、お問い合わせ

サイトの構成B
トップページ  index.html
 会社案内   /company/index.html
  会社概要  /company/company-outline.html
  アクセス  /company/access.html
 お問い合わせ contact.html

親・・・トップページ
子・・・会社案内、お問い合わせ
孫・・・会社概要、アクセス

孫ページがある会社案内では、「company」フォルダの中に、孫ページである company-outline.html、access.html が入る構成になるため、URLが変わりました。

URLが変わると検索結果に影響がでます。理由は①URLは同じかどうか?で説明した内容と同じです。


★おまけ
当方が制作するサイトでは、サイトの構成Bのような構成にはしません。
例外を除き、すべてのファイルを第1階層にします。
サイトの見た目上では、親~孫の関係がありますが、SEO上の理由があり、ファイルの置き方は、以下のようにしています。

サイトの構成C
トップページ  index.html
 会社案内   index.html
  会社概要  company-outline.html
  アクセス  access.html
 お問い合わせ contact.html

親・・・トップページ
子・・・会社案内、お問い合わせ
孫・・・会社概要、アクセス


まとめ


サイトをリニューアルするときは、できるだけファイル名を合わせる努力をして設計をします。

どうしてもファイル名やサイトの構成が変わる場合は、SEOの効果が消えないように.htaccessを使って自動転送を設定します。

ページタイトルは重要なので変えない、もしくはリニューアル後に、目標キーワードを追加する場合、キーワードをタイトルに追加します。

そして、外部SEOに有効な施策を行うことで、検索順位をアップすることを目指します。

サイトリニューアル後には、サイトの構成、ページタイトル、ページに掲載する内容やソースコードがリニューアル前と変わるので、リニューアル後、一時的に検索順位が下がる可能性もありますが、当方でしっかりとページタイトルやSEOの効果が消えないような設定をします。

検索結果がリニューアル前よりも、検索順位をアップすることが期待できます。ここで検索順位をアップできますと書かないのは、SEOに絶対はないからです。
Googleのアルゴリズムは常にアップデートを繰り返しており、検索順位はGoogleがすべて決めているためです。

当方でコントロールできるものではないので、検索順位を上げることができますと明記しておりません。

しかし、これまで10年以上、SEOについて研究をしているので、どうすれば検索順位を上げることができるのかのノウハウを持っており、これまで目標キーワードを決めて、上位表示しているサイトが数多くありますので、当方のSEO対策が効果があることは実証されています。

リニューアル後のSEO対策を不安に思っている方のご相談など受付ておりますので、ご連絡お待ちしております。

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