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iPhoneが使える格安SIMって?元キャリア店長おすすめ!乗り換えの手順、注意点を解説!
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「携帯代を今よりも安くしたい!でもiPhoneはそのままがいい!」
そんなふうに考えたことがある人は多いでしょう。
結論から言うとiPhoneで格安SIMを利用することは可能です!
格安SIMに乗り換えてiPhoneを利用すれば、毎月の料金が3000〜5000円も安くなるケースがあり、固定費の節約につながります!
とはいえ、
「設定はどうしたらいいんだろう?」
「本当にトラブルはないの?」
そんな不安もありますよね。
この記事ではそんな方のために、元キャリア店長が格安SIMの特徴、乗り換えする時の手順や注意点について分かりやすく解説していきます!
格安SIMでiPhoneを利用するメリット
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まず、格安SIMでiPhoneを利用するメリットについて以下3点をご紹介します。
大手キャリアよりも月額料金が安い
自分に合った回線やプランを選んで契約できる
以前利用していたiPhoneを再利用できる
格安SIMでiPhoneを利用するのはどうなのか、迷っている人もいるかと思いますが、そのメリットを知って前向きに利用を検討していきましょう。
大手キャリアよりも月額料金が安い
ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、多くの方が月額料金を抑えられます。
契約するプランにもよりますが、3000円〜5000円も安くなるケースもありますよ。
下記の表に大手キャリア、格安SIM
それぞれの携帯料金の平均値を出してみました。
大手キャリア
ドコモ
au
ソフトバンク
格安SIM
Yモバイル
UQモバイル
楽天モバイル
ahamo
イオンモバイル
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上記のように
20GB以上利用する場合でも平均3,282円となっており
大手キャリアの平均7,227円より非常に安く利用できます。
自分に合った回線やプランを選んで契約できる
現在お持ちのiPhoneを利用する場合、端末を購入したキャリアと同じ回線を使用している格安SIMを選べば、端末動作に問題なく利用できます。
格安SIMを扱う事業者は、様々なデータ容量やサービス内容のプランを提供しています。そのため自分に合ったプランを無駄なく契約できます。
「どれくらいのデータ量が必要なのか」が不明瞭な方は、まず現在契約中のキャリアマイページで使用しているデータ量の確認を行いましょう。その上で、必要なデータ量に合わせて、自分に合ったプランを選定していくことが大事になってきます。
以前利用していたiPhoneを再利用できる
以前利用していたiPhoneを再利用することもできます。
古いiPhoneでもOSのアップデートさえしておけば同じように利用可能です。
そのためサブのスマホとして利用することや、お子様への初めてのスマホとしても利用できます。
大手キャリアにはキッズケータイもありますがLINEが使えないなど機能制限がついているなどの不便な点が多いのも事実です。
古いiPhoneを利用することでそういった機能制限もなく利用できます。
なお古いiPhoneを格安SIMで利用するには、格安SIMに対応している機種でないと利用できません。
事前に手持ちのiPhoneが対応しているか確認しておきましょう。
iPhoneを格安SIMで利用するデメリット・注意点
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次に、格安SIMでiPhoneを利用するデメリットや、注意点について以下6点をご紹介します。
通信速度がおそくなってしまうことがある
最新機種の取り扱いがほとんどない
SIMロック解除が可能か確認が必要
APN設定が必要なキャリアがある
店舗や電話でのサポートが受けられないキャリアがある
キャリアメールが使えない
格安SIMを利用することで月額料金を抑えられるメリットはありますが一方で様々なデメリットもあるので注意が必要です。
通信速度が遅くなってしまうことがある
格安SIMに変更したことで多くの人が感じるデメリットが通信速度が遅くなってしまう点です。
格安SIMの会社の多くは、大手キャリアから回線を借りてサービス提供をしています。そのため、時間帯や場所によって通信速度が遅くなるケースがあります。
最新機種の取り扱いがほとんどない
IPhoneの最新機種を取り扱いできるキャリアは、ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのみです。
前モデルのiPhone13やiPhoneSEの取り扱いをしている格安SIMはありますが、本体容量やカラーバリエーションが狭いことがあります。
取り扱いをしている機種でも、希望機種は手に入らない場合や、入荷待ちの場合もあるので、購入希望の場合は入荷時期や、販売状況を問い合わせておきましょう。
SIMロック解除が可能か確認が必要
お手持ちのiPhoneを格安SIMで利用するには、SIMロック解除が必要です。
SIMロックとは、端末を購入したキャリアでなければ通信ができない仕組みのことです。
大手キャリアで購入したiPhoneにはSIMロックがかかっている可能性があるため
事前に解除手続きが必要です。
また、お手持ちのiPhoneがiPhone13以降であれば、SIMフリーになっているので、SIMロック解除をする必要はありません。
APN設定が必要なキャリアがある
APN設定とは?
APNとはアクセスポイントネームの略で、端末とネットワークを繋げる役割をしています。大手キャリアの場合はあらかじめ設定されているため自分で操作する必要はありません。
格安SIMの場合、APN設定を自身で設定しなければなりません。
iPhoneのAPN設定は、以下の手順で行います。
①iPhoneの電源を切り、契約したSIMカードを入れる。
②iPhoneの電源を入れ、WiーFiに繋ぎ、Safariを開く。
③格安SIMのAPN設定ページから、APNプロファイルをダウンロードする。
④設定アプリからダウンロードしたAPNプロファイルをインストールすれば完了。
SIMフリーのiPhoneで格安SIMを使う場合や、お手持ちのiPhoneを別の格安SIMにSIMで乗り換える場合のみ、自身でAPN設定を行わなければならないので覚えておきましょう。
店舗や電話でのサポートが受けられないキャリアがある
格安SIMの会社の多くは、オンラインでの申込を限定としている事業者です。
実店舗がない事業者が多いので、スタッフに対面で説明を聞いたり、契約を手伝ってもらったりすることができません。
契約後に「サービス内容や料金について問い合わせをしたい」「スマホの操作や
通信トラブルで相談をしたい」と思うことはあるでしょう。しかし、サポートはチャットやメールのみという格安SIM事業者もあります。
格安SIMは店舗の運営費や、電話対応するオペレーターの人件費を抑えている分
利用料金を安くでき、契約者に提供していることを理解した上で契約しましょう。
キャリアメールが使えない
大手キャリアから格安SIMに乗り換える場合、
@SoftBank.ne.jpなどのキャリアメールは使えなくなります。
キャリアメールはキャリアと契約している間だけ使えるサービスなので、解約と同時にメールアドレスも消滅します。
しかし、大手キャリアでは「メールアドレス持ち運びサービス」の提供が始まっており、乗り換えた先でも現在のアドレスを使用できます。
各社毎月300円ほどで提供しているので「キャリアメールがなくなるのは困る」という方は活用しましょう。
iPhoneが使える格安SIMおすすめ4選
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ここまでiPhoneを利用し、格安SIMに乗り換えた時のメリット、デメリットを
紹介してきました。
ここからは具体的に乗り換える時におすすめの乗り換え先格安SIMを紹介します。
10年以上携帯業界で店長として働いてきた筆者が教えるおすすめの格安SIM4社です。
Y!Mobile 家族割でみんなお得!
ワイモバイルは、家族揃って乗り換えをするときにおすすめの格安SIMです。
格安SIMでは珍しく、家族割を利用できるからですね。
家族割は最大9回線まで適用できるため、家族にワイモバイルユーザーが増えるほど
お得になります。
また、親等数に制限がないので、離れて暮らす家族でも割引の適用が可能です。
ただし、家族割は1回線目には適用されません。
1回線だけだと他の格安SIMの方が安いので、ワイモバイルは家族揃って乗り換える場合におすすめです。
また、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので通信速度の評判が良い点もおすすめのポイントです。ソフトバンクと同じ電波帯なのでエリアのカバー率も高いです。
そして何より店舗が全国展開しています。
ワイモバイル単独店舗もありますし、ソフトバンクとワイモバイルのどちらも契約できるデュアル店舗も増えてきています。
何か聞きたいなと思った時に、店舗が近くにあればサポートを受けられるので安心です。
UQ Mobile 通信速度が早い!
UQモバイルはiPhoneに限らず、通信速度の評判が非常に高いです。
格安SIMのデメリットである通信速度の遅さを軽減できる格安SIMです。
親会社のau回線を利用しているので大手キャリアに負けない通信速度と安定性があります。
UQモバイルでは
auひかりやSo-net光プラスなどの光回線
ポケット型WiFiやホームルーターを契約できるWiMAX
提携する電気サービス
いずれかとUQモバイルをあわせて利用すると、セット割が適用され月々のスマホ料金が割引されます。
1回線の乗り換えであっても割引が受けられるのは嬉しいポイントです。
また、ワイモバイル同様店舗が全国展開していますので操作に自信がない方や、携帯料金は安くしたいけどサポートは受けたい方にはおすすめの格安SIMです。
ahamo 安心のドコモ回線!
ahamoはドコモの格安プランで、速度やつながりやすさに安心感のあるドコモ回線を安い料金で利用できるのが魅力です。
ahamoでは月間20GBのデータ容量を月額2,970円で利用でき、国内通話5分かけ放題まで無料でついています。
ドコモ光やドコモのホームルーター・home 5Gとのセット割は適用外ですが、ドコモのメイン回線を使えて無料通話も付いていることを考えるとシンプルにコスパが良いサービスと言えるでしょう。
また、有料ではありますがドコモショップでのサポートも受けられます。
楽天モバイル データ容量無制限!
楽天モバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクと同じ大手キャリアとなりましたが、元々格安SIMとしてサービスをスタートしています。そういった背景があり、現在も月額1,078円〜と格安SIM並みに安い金額で利用ができます。
データ容量も無制限で利用でき、月額料金は3,278円以上かからないのでiPhoneでたくさんインターネットを利用したい方にはおすすめです。
また、楽天モバイルの専用通話アプリ「Rakuten Link」を利用すれば、国内通話が無料でかけ放題です。
iPhoneでも格安SIMが使えます!
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iPhoneでも月額料金が安くデータ容量が幅広く選べる格安SIMが利用できます。
格安SIMは手続きや設定を自身で行なうなど注意点はありますが、店舗サービスを受けられる事業者もあります。
今回、記事にてご紹介したiPhone向けおすすめ格安SIM4選は以下の通りです。
①Y!Mobile
②UQ Mobile
③ahamo
④楽天モバイル
メリット・デメリットを知って様々な格安SIMを比較しつつ、自分に合ったプランで快適に使える格安SIMを選び、!月々の携帯代を安く抑えましょう。
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