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踊ることで心がニュートラルになっていく

踊るようになって気づいたことがある。
踊り終わった時、心がニュートラルになっていて日常のイライラや落ち込みなどがすっと収まっていること。
もちろん、振りが覚えられなかったり、ほかの人が上手に見え自分がなんて下手なんだろうと落ち込んだり、レッスン中に頭が真っ白になって何も動けなかったりと別のストレスは発生することはする。

でも、先日はっきり気づいたのだ。
仕事でちょっと大変なことがあって、そのままフラメンコのレッスンに行った。この心のままで動けるのかなと頭にふっと不安がよぎったけれど、スタジオに入ったら、そんなことはすっかり忘れていた。
フラメンコ用のスカートをはき、シューズを履いたら、そこからは踊りの世界。足でちゃんと音を出せないな、ヒールに慣れてないから体制が崩れるなとか思いながらも、ちょっとずつ身体が動くようになっていてうれしい。

セビジャーナスに挑戦中

フランコは友人に誘われて体験レッスンに行った。
そして、入門のセビジャーナスを踊ってみた。その1回で満足していたのだけれど、「どうせなら、セビジャーナスをマスターしませんか?」とお誘いを受け、月に1回のペースで体験レッスンの続きをしているのである。
フラメンコに限らず、踊り全般に「欲」が出てきた私は、美しくひとつの作品を踊れるようになりたいなと思うようになった。

そんな欲があるためか、以前より先生の動きを集中して見て、自分とどこが違うのか観察するようになった。そして、違いがわかっても、曲に合わせてみると思い通りに動かない自分の足がもどかしかったり、先生に頼らず自分で踊ることに専念してみると踊れてたばすのところが踊れなかったり。試行錯誤をしているうちに、心のわだかまりはすべて飛んでしまったようだ。

レッスンが終わっての帰り道、その前に起こった出来事を思い出しても、嫌な気持ちが戻ってこなかった。事実は事実なので、思い返すことはあっても、生の感情は戻ってこなかった。

あれ~?って感じ。NLPで手足をバラバラに動かしたり、動きながら計算をして、心をニュートラルに戻すトレーニングをしたとき、これで心の問題は解決しないと思っていた。私は長い間、カウンセリングをしていたので、カウンセラーと向き合い、言葉によるセッションを重ねて言って、やっと問題が解決すると思い込んでいたようである。
踊るようになって、私の心が前よりも軽くなっていること感じること多くなった。問題は問題として残るが、感情が解決しているのである。これがあのNLPでトレーニングを重ねた効果なんだなと、今さらながら思う。

そして、私は人間関係に左右されることが多いので、言葉で疲れることも多々ある。
踊りは言葉を使わないで、感情を表現できる。手足をばらばらに動かしたり、音楽を聞いたりと、考え事をしている暇がない。そして、動くことで感情が解放されていく。
そういうことだったのだね。改めて踊りと私は相性がいいのかもと思っている。

普段はおうちダンス

もちろん、カウンセリングやコーチングは、とても大切なもの。
そして、言葉も正確な情報を伝えるときにも大切なツール。
最大限に活用するためにも、身体を動かす・踊るって必要な要素かもって思う。だからね、カウンセリングのクラスのときに、動きも取り入れてみたいなと思っているの。

スポーツでは身体を常にニュートラルに戻す。次の動きに対応できるためだ。それと同じで、社会で生きていくためには、心もニュートラルにする方法を知っていてそんはないと思う。

そんなことを説得力をもって伝えられるように、私は今日も踊ろうと思ってます。

■本日のトレーニング
・首・背中・腰・脚・お尻のストレッチ
・腕のトレーニング
・ダンス 超初心者リズム練習第7日目
・ダンス 振り付け練習
・ブランク ノーマル1分、左右30秒

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