表現者のための即興劇、久しぶりに体験
私は臆病なチャレンジャーだ。
何かするときドキドキして、勇気がなくてできないこともあるけれど…
新しい環境に飛び込んだり、初対面の人と何かすることには抵抗はあまりない。
というわけでら今日は即興劇のワークショップに参加していた。
先生以外は、オンラインレッスンで初めて会った方々。
その方たちと、特定のルールで即興でキャラクターを変えながら、どんどん話を作っていった。
セリフがあるお芝居とは違い、登場人物のキャラクターも場面も、その場で決まる。
自分のキャラクターをその場で決め、相手はどんな人って話を聞きながら探って、会話する感じ。
そして、関わる人によっても、自分が上の立場だったり、下の立場になったりもする。
人間関係を理解するのに、即興劇は役立つなぁと思う。
最後の練習は、主人公は変わらず、その主人公に対してメンバーがかわるがわる、関わってくるというもの。
主人公の独白から始まり、思いつきで1人が入ってきて会話をする。適当な場面で違う人が入ってきたら、会話していた人が抜ける。この繰り返し。そして、最後は主人公の独白でしめる。
今回は主人公役を経験しての。
私の役は、服飾デザイナーで、フランスから日本に戻ってきたばかり。
あとの人は、なじみのレストランのウェイトレスだったり、主人公の父親、別れた夫の子ども、弟子、整体師、女優、同業のデザイナー、最初にデザインした服を着ているファンと、いろんなキャラクターで話しかけてきて、主人公と対話する。
話しかけてきた相手は、どんな設定をしているのかつかむまでは、ドキドキしながら話をしていた。
文章で伝わるかなぁ。
フランスから帰ってきて、東京で自分のお店を出すために忙しくしている主人公。
家族との縁が薄く、弟子も去っていった。
そんなとき、自分が最初にデザインした服を着ている女性に声をかけられ、彼女と話しているうちに、大事なことを忘れてしたかも。
私は人間に戻りたいって思わずつぶやく。
こんな流れになった。
不思議と話しはまとまるんだよね。
身構えるではなく、そのときにピッて思ったことで対応するしなやかさがポイント。
何でもいいから反応しないと、話が続かないからね。
いつも軽く、その場で行動するのが理想の私。即興劇はもっと深めたいなと思っている。
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