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無理だと思うことを、無理しない範囲で乗り越えていく

今でこそ、人前で歌ったりしてみますが…
私は音程が安定していない。
音感があるから、外れていることがわかる。
子どもの頃から、音痴だと思っていたのは、音が外れているのがわかるからだ。
その上、私は5歳からピアノを習っていて、小学校・中学校ではピアノ伴奏をすることが多く、歌う経験が少なかった。
あんまり歌に縁がない生活だったのだ。

ピアノも自分のペースでできるなら好き

だから、歌う機会があって、歌をたくさん歌ってきたら、結果は違っていたのかもね。

いま思い出したけど、私の母の夢は私を音楽学校に入れることだった。だから、小学生のときは音楽科のある高校受験の準備を始めたこともある。
が…
歌の基礎練習なのかな、「ソルフェージュ」が大嫌いだった。
だいたい、ピアノも音楽学校も母の夢だ。私が選んだわけではない。なので、モチベーションはただ下がり。
中学校に入ったら、テニスが面白くなって、ピアノよりも部活の方が100倍楽しくなった。

という人間なので、歌が上手だから歌っているわけでもない。

では、なぜ?と聞かれたら…

歌ってみたかったのだ。
逃げるように離れてしまった歌。
本当は諦めたくなかったんだと思う。
ある日、Facebookで知り合いがアップしてきた歌のレッスン写真をみて、私もやってみたいと思った。

歌のレッスンは想像以上に苦痛だった。
声は出ないし、ひっくり返るし、音は外れるし😅何度もくり返すというのが、自信がなかった。

練習中に、「もうやめたい」って何度か思ったこともある。
それなのに、それなのに歌のレッスンをやめなかったのは、私にもできると確信したいから?
いや、歌が好きなのだ。たぶんね。

歌の先生は無茶振りといいますか、踊りながら歌ってとか、寝ながら歌ってとか、いろんなことをリクエストしてくる。
いや、無理でしょうと思いつつ、それでもやってみてる自分がいた。

そうして、レッスンを始めて1年目の時、レミゼラブルの「オンマイオウン」を歌ってみない?と言うのだ。

いや、無理でしょう。子どもの歌だって、怪しいのにミュージカル曲だよ。
高い音とあるよ。いや、マジ無理だから。

とか思ったけれど、やってみてもいいかもと思った。そしてやってみた…
無理だと思ったけれど、やってみた。
そのとき、この音程をなんとかしなきゃと焦っていて、他の先生にも歌を習った。

が…
発表会は玉砕😂
力が入って、思うように歌えなかった。

オンマイオウン、頑張って歌ってる
思うようにならず表情は良くない

この経験がよかったのかも。
無理だと思ったことでも、興味があるならとりあえずやってみる。
でも、無理に頑張らない。発表会で満足いかなかむたのは、なんとかしようとしすぎて力がはいったからだよね。きっと。
そのうちできるからと信じて、できないことはできないと認める。

こんなことをやっていると、いつの間にかでないと思っていた声がでて、1年後には同じ歌を歌っても恐れは無くなった。

オンマイオウン 二度目の夏
高音も怖くなくなった

変われば変わるものね。
ここまで信じてくれた先生に感謝している。

#かなえたい夢 #偏愛 #歌

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