自分の才能を壊しているのは自分?
歌は苦手。
歌えない。
絶対に歌わない。
と決めていた私。
ピアノが弾けるので、音程が外れるとわかる。
そして、それで嫌になってしまうのだ。
その私が、演劇のボイストレーニングの先生に選んだ方は歌い手。
オペラを歌ってた方。
Facebookで友達がレッスン風景をアップしてたのを偶然見た時、私は「この先生、紹介してください。」ってすぐにお願いしてレッスンを始めた。
歌うつもりはないのに、歌の先生のとこに行ったのは、自分の何かを癒したかったのだろうね。
気づけば、発表会で歌って踊ってたよ。
そして、今回もまた歌に挑戦している。
今度は、レミゼラブルの「オン・マイ・ミュージカルオウン」。エポニーヌが歌う曲。
ミュージカル曲を自分が歌うなんて想像もしてなかったな。
自分の実力のはるか上と思ってるけど、新しい、やってみたことないことに挑戦したかった。
練習してみると、難しいのひと言。
まず、声が出るかどうか。
高音は「ファ」まであって、でるのかなーと。
本田美奈子さんの歌を聞くと、それだけで怖気付く。でも、やってみたい思いも出てくる。
下手だーと自分の中から出てくる声と戦いながら、私の練習は進んでいるのだ。
とにかく、「歌は下手」が刷り込まれ、声が出ないとガチガチになる。
音程を外さないようにばかり気になる。
という私の鎧を先生がガシガシと壊していく感じ。
自主練した表現はアッサリ流されて、
その場で踊りながら歌い、
思いっきり動くなどなど、身体を緩ませる方向に進んでいく。
そして…
世界観を広くするために、イメージワークの課題が出る。札幌ドームの真ん中で、大きく歌うイメージ。
自分で歌うより先に、気に入った人の動画を見ながらイメージをすることが課題。
思い詰めた一生懸命では、世界が狭いんだな。
最後の最後に、鼻歌を歌うつもりで大きく大きくをイメージして歌ったら、アッサリ声が出ました🥰
もう身体は知っている。
すべてを身体に委ねて、ただ話すように歌う。これでできるのに、頭がいろいろ考えて邪魔をしているんだよと先生に言われて、なるほどと思う。
自分が自分の成長にストップをかけ、才能を壊してしまうのかも。
声が出てなかったら、うそー🤯とか思ったと思う。けど、出たのだ。それまで出ていなかった声がのびたのだ。
うちでレッスン中の動画をみたら、明らかに違っていた。それまでの歌い方は苦しそうなのだ。
身体はすべて知っている。
もちろん、今日のレッスンはいろいろやって、歌詞を覚えたからできたこと。まじめに練習を繰り返すのは必要。けど、歌詞を覚えたら、今度は身体を解放するためにそれまでのこと捨てるのも大事なのね。
自分を信じよう。
発表会までどこまでできるかな。
とにかく自分を信じることだね💕
■本日の取り組み
首、腰、脚、お尻のストレッチ
ダンスストレッチ
アイソレーション
バーレスク振り付け③
歌のレッスン
オン・マイ・オウン 英語版の歌詞を読む
レミゼラブル 小説を読む
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