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サービス視点から見た小売業の考察 「サービス視点を持つ小売業 / Retail as a Service / RaaS 」(2022年)

2019年バンコックの経営学会で研究発表(全文英語 横浜市大鴨志田教授との共同研究)したものを日本語化し、現段階で必要と思われるアップデートを瀧澤が施しました。

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概要:コロナ禍という地球的な災害も影響して、いま小売業界は多くの課題に直面している。築き上げた地位を失いつつあるのは「製品の在庫と分配」を主な機能としてきた「旧型」の小売業である。そうした企業に必要なのはデジタル対応(DX)だけではない。アマゾンに代表されるインターネット通販企業が、歴史の中で小売業が創り上げてきた機能のどのような部分を代替し、どのような新しい価値を獲得することで成長してきたのか、それを冷静に分析すべき時がやってきた。ミレニアム世代・Z世代が消費の中核となりつつある現在、店舗運営をビジネスの基盤とする小売業には、サービス産業としての新視点「Retail as a Service/RaaS」に立ち、店舗において提供する価値を再構築することが求められている。

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目次

1:ナチュラルモノポリー企業の誕生と小売の輪理論
2:分配の先にある価値
3:サービス視点を持つ小売業「RaaS」Retail as a Service



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