書くことが好きだった記憶が、これから書く私をきっと助けてくれる
思い起こせば、私は、子供の頃から書くことが好きだった。
きっかけは、小学1年か2年のとき。日記を書くという宿題が定期的にあった。週に2、3回くらいだっただろうか。毎回、冒頭は「先生、あのね。」で始めることになっていて、日記帳は「あのねノート」と呼ばれていた。
毎回の文字数はわずかなもの。一字ずつが大きなマスになっている作文ノートに、3行から5行くらいだっただろうか。何が楽しかったのかはよく覚えていない。でも、子供ながらに性に合うと感じていたのだと思う。それに、先生が漢字で