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After Effectsでイラストを動かす方法

動画制作で「イラストや画像を動かしたいけど、やり方が分からない」とお悩みではないでしょうか?
After Effectsを使うと、以下のようにイラストをアニメーション化できます。

イラストにちょっとしたアニメーションをつけるだけで、より目を引く魅力的な動画が作れるように。
この記事では、After Effectsを使ってイラストを動かす方法について解説します。
やり方を覚えてしまえば簡単にできるので、ぜひ記事を読んで挑戦してみてください。

Pinterestでもイラストを動かす方法を動画で解説していますので、あわせてご確認ください。


After Effectsでイラストを動かす方法を2つご紹介します。

  • パペットピンツールを使用する方法

  • 回転アニメーションを使用する方法

それぞれ詳しく解説します。


事前準備

動かしたい画像を用意し、After Effectsで読み込みます。
新規コンポジションを作成し、画像をコンポジション内に配置しましょう。


1.パペットピンツール

After Effectsのパペット位置ピンツールを使用し、イラストを動かします。

STEP1 ピンを指す

画面上部のツールパネルから、パペット位置ピンツールを選択します。
画像のレイヤーを選択し、動かしたいパーツの関節と固定したい箇所をクリックしてピンを指しましょう。

STEP2 キーフレームを打つ

タイムラインパネルから下記を開き、パペットピンを表示します。

ピンを指したレイヤー>エフェクト>パペット>メッシュ>変形>パペットピン

動きをつけたい時間にインジケーターを移動させながら、
動かしたいポーズになるようにピンの位置を変え、キーフレームを打っていきましょう。

STEP3 イージングを設定

作成したキーフレームを全て選択し、「f9」でイージーイーズを設定したら完成です!
さらにイージングを調整したい場合は、グラフエディタから調整してください。
動きが速かったり遅かったりする場合は、キーフレームの間隔を調整しましょう。


2.回転アニメーション

イラストをパーツごとに分け、プロパティの回転を使って動かします。

STEP1 イラストを分割

動かしたいパーツごとにイラストを分割します。
After Effectsのマスク機能や、Photoshopなどを使ってパーツごとに分割しましょう。
足りない部分はPhotoshopで描き足していきます。

STEP2 アニメーションをつける

動かしたいパーツの関節部分にアンカーポイントを移動します。
タイムラインの回転プロパティを開き、キーフレームを打って動きをつけていきましょう。
全てのキーフレームを選択して、「f9」でイージーイーズを設定します。

STEP3 他のパーツも動かす

他のパーツにも位置アニメーションなどを作成し、ラインアニメーションなど効果も追加したら完成です!


【まとめ】パペットピンツール・回転アニメーションでイラストを動かしましょう

今回の記事では、After Effectsでイラストを動かす方法について解説しました。
イラストにちょっとした動きを追加するだけでも、動画のクオリティをグッと上げられます。
イラストを使った動画を制作するときには、ぜひ今回解説した方法でイラストを動かしてみてください。


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