美しの国、日本を想う。。
2023、2024年の半分を日本から離れて暮らしていて気がついたことがある。
日本を想う気持が敏感になって、年末年始、心に浮かぶのは『日本』のいろんな過去の記憶、三社詣り、温泉の湯けむりや桜の季節。。
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2023年大晦日、2024年への予想は大方の見方が "大きく動く年"であり、"新しく始まる年"となり、いかにもコロナの3年間を取り戻せそうな1年となるようなコメントが多かった。
そんな希望に満ちた新しい年を迎えるのを、多くの人たちがワクワクしたに違いない。
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地震ニュースを元日の午後に知った時、完全にフェイクニュースだと思ったのは一瞬。
次から次に送られてくるネットニュースには2024年への幻想から、痛重い現実へと引き戻され、日本への想いがギューと絞られたような感覚に襲われた。
そして、日本の彼方此方の美しい風景が頭の中をグルグルと回り、悲しい気持ちを引き寄せていった。
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小4年の孫娘、YUIから突然メールが届く。
昨年夏休みに石垣島空港で別れた時に書いてくれた涙の "お手紙" 以来のメール。
「昨日地震があったんだよ🫨石川県とかは津波や,火事があったんだ。愛知県は地震が少しあっただけで大丈夫だったよ🙆♀️ YUI」
そのメールから何か "不安" が感じられたので
「こわかったでしょう?」と返信すると、待っていたかのように直ぐに返ってきたのは、文字でのコメントではなくスタンプ。
いつもは 自分の"気持ち" を子供らしく、ウソのないカワイイ表現で上手に伝えられるのに、このスタンプには 自分でも分からない気持ちのようなYUIのマゼコゼの感情を感じた。
「けど、周りに家族がいるでしょ?地震の時は離れないでね〜」と、バーバ。
何と書いていいか分からなかった。。。
「🅾️K」
YUIとバーバのやり取りは終わる。
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夜、なかなか眠りにつけず、とうとう起き出して、窓の外を見ると "ホテル・メイラ" のライトアップが目の前に。
時計を見ると1:00前、もう見慣れた光景だけど、少しづつ変わっていく色がいつもと違うように見え、すっかり見入ってしまった。
日本茶を飲みながら、マカッサルバナナを食べながら、マカッサルクッキーを頬張りながら、ライトアップを初めてじっくりと、ゆっくりと眺めた。
1:35にライトアップは終了。
お腹が満たされたせいか、気分が少し上がって、アクビも出始めた。
その後眠りにつき、目が覚めると夜明けを迎えていた。
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