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【借金をして未経験からエンジニア転職】アラフォーのトラックドライバーが目指した理想のキャリアとは

この物語は、どこにでもいるアラフォーのトラックドライバーが体験したリアルな挑戦と成長の物語である。

エンジニア転職への挑戦!平凡なアラフォーはエンジニアになれるのか


彼の名前はコウスケ。長年トラックドライバーとして働いてきたが、日々の仕事に飽き足らず、より充実した人生を追求するために、一大決心をした。

コウスケは未経験からエンジニアとしての道を歩むことを決意した。
それはただの夢ではなく、彼の強い意志と決断に基づいた真剣な計画だった。

偏差値32の高卒のコウスケは特別勉強ができるわけでもなく、同じようなスペックの人間が未経験からエンジニアへの転身は決して容易ではない。

しかし、コウスケは自分の才能と情熱に自信を持ち、勇気を持ってこの挑戦に臨むことを決断した。

彼の旅は決して平坦ではなかった。

未経験からのエンジニア転職は、2年にも及ぶ困難な道のりだった。

約3ヶ月間におよぶプログラミングスクールでの勉強や実践を重ね、さまざまな試練に立ち向かいながら、彼は徐々に成長していった。

しかし、その道のりには多くの波乱が待ち受けていた。

彼はなんとかプログラミングスクールを卒業し、転職活動中にも収入が必要であったため、フリーランスとしての仕事を始めた。
スキルが乏しいものの、プログラミングスクールで知り合った仲間に助けられ、簡単なweb制作やDTPに関するデザインの案件を運良く受注することができた。

しかし、30代後半という年齢でのエンジニア転職は容易ではなく、彼は厳しい現実に直面した。

過去に営業職も経験していたこともあり、プログラミングスキルは乏しいものの、なんとかシステム開発の内定をいただくことができた。
3ヶ月間の試用期間を経験し、システム開発会社への就活成功という一時的な成功もあったが、彼のスキルがまだ不足していることが明らかになり、3ヶ月後、自ら退職することを選んだ。

彼はエンジニア転職としての1度目の失敗を味わった。

それでもコウスケは諦めなかった。

毎週数十社の面接をこなし、webデザイン(フロントエンド)の業種の企業に就職することもできたが、今度は逆にその企業がブラックであり、給料も低ければ求めているスキルも低すぎる。
(数年後の年収も計算したが、トラックドライバーの時の方が給料が4割高かったのもある。)

これでは時間の無駄だと考え、大手企業ばかりを受けることにした。

試行錯誤の日々を経て、彼は大手金融機関での現場参画を果たし、最終的に理想のIT企業でのエンジニア転職を成功させた。

彼の挑戦は成功へと導き、借金も彼の新しいキャリアによって完済された。

コウスケの物語は、努力と決断の力がどれほど大きな成果をもたらすかを示す典型的な例だと思う。
しかし現実に身をもって感じ、自身の覚悟と継続してきたことは正しかったと確信した。

コウスケの旅は、トラックドライバーとしての経験から始まった。

彼は長年にわたりその職業に携わり、しかし時間が経つにつれて、日々のモノトーンな仕事に対する満足度は徐々に低下していった。彼は新たな挑戦を求め、自身のスキルと興味を活かせるキャリアへの転身を望むようになった。

その思いは、ある日突然に芽生えたわけではなかった。

彼は長い間、自分の将来について考え続け、複雑な思いを抱えながらも、新しい道を模索していた。
そして、エンジニアへの転身という選択肢が彼の前に現れたとき、彼はその道を進むことを決意した。

波乱万丈の2年間!未経験からのエンジニア転職の試練

コウスケがプログラミングスクールに通い始め、転職をせいこうさせた2年間は、彼にとって波乱の時期であった。

未経験からのエンジニア転職という大きな目標に向けて、彼は必死に勉強し、プロジェクトに取り組んだ。

正直、企業や業種や給料などを選ばなければ、未経験からエンジニア転職は簡単だ。
なぜなら、エンジニアといっても多種多様であり、人を低賃金の駒として使い回すような企業も多いからだ。
そういった企業はどんな人材でも良いからほしいのである。

しかし、プログラミングの難しさやネットワークの概念に戸惑い、挫折感に苛まれる日々もあった。

それでもコウスケは諦めず、毎日少しでも勉強することを決め、毎週土曜日の強化特訓を続けた。

フリーランスとしての挑戦!プログラミングスクール卒業後の現実

プログラミングスクールを卒業したコウスケは、フリーランスとしてのキャリアをスタートさせた。

本来であれば、プログラミングスクールの就活フォローを手厚く受け、スクールの受講期間中に転職を成功させるのが理想だった。

しかし、36歳という年齢や未経験からの転身という背景から、仕事を見つけることは容易ではなかった。

彼は副業がてらはじめたweb制作案件を受注しながら、転職活動を並行して行い、やっとの思いで内定をいただくことができた。

が、、、その直後、厳しい現実に直面した。

希望の光!システム開発会社への転職と挫折

やっとの思いでシステム開発会社に転職したコウスケだったが、そこでも新たな試練が待ち受けていた。

彼のスキル不足や技術の遅れから、プロジェクトに適応できず、結局は挫折を味わうことになった。

仕様書に記載されている複雑なアルゴリズムを読み解き、それをどのようなプログラミングコードで実装するのかが全くイメージわかず、一つひとつを因数分解しググりまくった。
どうしたら実装できるのか。どうしたらエラーが解消されるのか。
そもそも、触ったことがないプログラミング言語になれていないのもあり、彼のエラーは止まらなかった。

しかし、彼はその経験を貴重な教訓とし、次なる一歩を踏み出す覚悟を持った。

試行錯誤の日々!IT企業での短期就職と離職

コウスケはやっとの思いで就職できたシステム開発会社を離れ、さらなるキャリアの可能性を模索した。
(技術のレベルについていけないのもあり、現場に迷惑がかかるし、自身のスキルアップが必要だと考えたからだ。)

約2年の間に数社のIT企業で働きながら、彼はさまざまな経験を積んでいった。

しかし、その企業のレベルや労働環境が彼の期待に添えず、彼はそれぞれの会社で半年程度しか勤務せずに退職することになった。

それでも、彼は転職活動を諦めず、次なるチャンスを探し続けた。

次なる挑戦!大手金融機関でのキャリア形成

コウスケは着実とITスキルを身につけ、更に自身が得意としていた「コミュニケーションスキル」を徹底的に強化した。
副業では多種多様なユーザ相手に「どのようなヒアリングをし、どのような提案をすれば納得してもらえるか」や「納品する際はどのような流れでプレゼンするべきか」など、対人との繋がりにおけるスキルも着実とあげることができた。

その甲斐もあり、大手金融機関での現場参画の機会を得た。
プログラミングが得意とは言えない彼の強みであった「人と人とをつなぐコミュニケーションスキル」を高く評価してくださった企業が、その強みを活かせる現場があると紹介してくれたものだった。

こんなタイミングで紹介してもらえるのは、かなり運がよかった。

そこで彼は、より大規模かつ専門性の高いプロジェクトに関わり、自身のスキルをさらに磨いていった。

毎日起こるトラブルを解決させるため、PMと連携をとりながらプログラマに指示を出し、ユーザ相手にも説明する板挟みの役目。

俗にいうSEという職種だった。

この経験は、彼のキャリアにとって大きな転機となり、彼の成長に寄与することとなった。

克服と成功!理想のIT企業でのエンジニア転職と借金完済

最終的に、コウスケは理想のIT企業でのエンジニアとしての転職を成功させた。
プログラミングスクールを卒業してから数社に迷惑をかけながらも転職を繰り返し、今では理想のIT企業で大きな役割を与えてもらっている。

彼は自らの努力と決断によって、未経験からのエンジニア転職を実現し、自身のキャリアを確立した。

さらに、彼はエンジニア転職を決意したさいに抱えた借金も完済することができた。

彼の物語は、努力と決断の力がどれほど大きな成果をもたらすかを示す典型的な例であり、多くの人々に希望と勇気を与えることになったはずだ。

経験から得た教訓とメッセージ

コウスケの物語は、苦難の連続であったが、彼の努力と決意が最終的に成功をもたらした。

彼のエンジニア転職への挑戦は、未経験からのキャリアチェンジを考えている人々にとって、貴重な示唆を与えるものである。

彼の経験から、私たちは次のことを学ぶことができるのではないだろか。

諦めないことの重要性

コウスケは多くの困難や失敗に直面したが、決して諦めることはなかった。
彼のストーリーは、困難に直面しても希望を失わず、努力を続けることの重要性を示している。

柔軟性と適応力

コウスケは失敗や挫折を経験しながらも、柔軟性を持ち、状況に応じて適応する能力を示した。
彼の経験から、私たちは柔軟性と適応力が成功への鍵であることを学ぶことができる。

コミュニケーションスキルの重要性

何をもってコミュニケーションスキルというのか、その明確な定義はさておき、コウスケの成功には、高いコミュニケーションスキルも大きく寄与していた。(いずれ「コミュニケーションスキルとは」といった内容の記事も書こうと思う。)
彼は同僚や上司との円滑なコミュニケーションを通じて、チームの一員としての役割を果たし、プロジェクトの成功に貢献した。
彼の積極的なコミュニケーションスキルは、彼のキャリアの発展や新たなチャンスの創出にも役立った。

コウスケの経験から、私たちは自身の夢や目標に向かって努力し続けることの重要性を再確認する。

困難や挫折があっても、諦めずに前進し、自分の目標を実現するために努力を続けることが、成功への近道であることを忘れてはならない。

そして、コミュニケーションスキルの重要性を認識し、積極的なコミュニケーションを通じて自身のキャリアを築いていくことが、成功への一歩であることを肝に銘じるべきである。

以上、アラフォーが未経験から借金をしてプログラミングスクールに通い、エンジニア転職させることが可能だったとわかった体験記を、第三者の目線から自身に向けての備忘録として書いてみた。



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