Jimdoで無料ホームページ作成!特徴から作成方法まで解説
「ホームページを作るのに、Jimdo(ジンドゥー)が良いって聞いたけどどんな特徴があるの?」
「仮に作る場合は、どうやって作るの?」
上記のようにお悩みの中小企業様・個人事業主様もいらっしゃるでしょう。
Jimdoは無料のノーコードでホームページが作成できる初心者にも優しいツールです。
一方で、無料であることやその手軽さの反面、デメリットもあります。
そのため、自身でホームページを作る際は、プランやメリット・デメリットを比較したうえで、自身が求めているものと合致しているかを考えられると、より有益なホームページ制作が出来るでしょう。
今回は、前半でJimdoの概要を説明したうえで、後半では簡単にホームページ作成の方法を紹介します。
自作でホームページ作成をする場合は、参考にしてください。
Jimdo(ジンドゥー)とは?
Jimdo(ジンドゥー)はドイツで誕生したサービスで、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズが提供するホームページ作成ツールです。
世界で170万人以上のユーザーが利用していると言われています。
無料のFREEプラン・RROプラン・BUSINESSプランにわかれていて、用途に合わせてホームページを作成することができます。
簡単な操作でホームページを作成することができるため、初心者にも使いやすく、人気のサービスです。
料金体系
Jimdoでホームページを作成する場合、2つの方法があり、それぞれ料金が異なっています。
ドラッグとドロップでホームページを作成できる「ジンドゥークリエイター」
質問に答えるだけでAIがホームページを作成してくれる「ジンドゥービルダー」
の2つのサービスです。
<ジンドゥークリエイター>
※ジンドゥークリエイターには、より機能が追加された「SEO PLUS」や「PLATINUM」がありますが、今回は基本の3プランの紹介になります。
<ジンドゥーAIビルダー>
Jimdoのメリット
様々なメリットがあると言われているJimdoですが、Jimdoでのホームページを作成にはどんなメリットがあるのか。
主要なメリットを3つ紹介します。
さまざまなサイトの作成が可能
ホームページ作成が簡単
SEO対策にも対応
さまざまなサイトの作成が可能
Jimdoは、サイト作成の際に上記のように「ホームページ」・「ネットショップ」・「ブログ」の3つを選ぶことができます
それぞれに搭載された機能があり、ブログでは、カテゴリーごとの記事作成や、SNSのシェアボタンの設置、ECサイトでは、PaypalやStripeでの決済機能、在庫や注文状況の表示が利用可能です。
サポートが整っていて作成が簡単
Jimdoには40種類以上のテンプレートがあり、自身の要望に合わせて適切なサイト作成ができます。
テンプレートには個人用からビジネス向けなど様々な種類があり、感覚的にも作成を楽しむことができます。
また上記のように業種やレイアウトが選択できるため、自身の志向に合ったホームページを作成できます。
SEO対策にも対応
Jimdoは無料版でも、ある程度のSEO対策が施されています。
・メタディスクリプションの設定
・見出しの活用
・パンくずリストの設定
・ページタイトルの設定
・alt属性の設定
・キーワードの選定
・定期的なコンテンツの追加、更新
これらは、特にSEOの内部対策、外部対策として活用できるので、うれしい機能と言えます。
また、有料のプランに変更すれば、
・XMLサイトマップ設定
・noindex設定
も可能であるため、より上位表示を狙いたい場合は、有料プランも検討してみる価値はあります。
Jimdoを使うデメリット
ここまでメリットを紹介してきましたが、一方でデメリットはどんなものがあるのでしょうか。
主要なものであれば、下記の3つがあげられます。
・自分で考えて作る
・電話サポートがない
・無料版は制限が多い
順番に解説していきますね。
細かい作業は自分で行うため、サイト作成の事前知識は必要
Jimdoでは、大枠のレイアウトの選択は、サイト上で行えますが、細かいレイアウト、画像の配置などは自身で設定していく必要があります。
そのため、「このレイアウトや画像にはどんな効果があるのか」という、作成の基礎知識は持っている必要があります。
初心者の場合は、自身である程度勉強しつつ、試行錯誤しながら作成していくことになるでしょう、
電話サポートがない
最近のホームページ作成ツールには電話でのサポートが増えてきていますが、Jimdoでは現在(2022.8.9時点)対応しておりません。
よくある質問での確認やフォームからのお問い合わせでしか確認ができないため、悩みがあった場合解決に時間がかかることがあります。
そのため、最初は自身で調べながら、作成することが失敗しないコツになります。
無料版は制限が多い
「独自ドメインが使えない」・「広告が埋め込まれている」・「有料版の方がSEOの対策が充実している」など、無料版では制限がかけられていることが少なからずあります。
そのため、仮にがっつりとホームページを作りたい方は、無料版で一度試しに利用し、そのあと有料版を使うことをおすすめします。
無料版は、長い間ログインしていないとデータが削除される
無料版はでは、180日以上ログインがない場合、ホームページが自動で削除される可能性があります。
作りたての場合は、頻繁にログインするので問題ありませんが、忘れたころに削除されていて、これまでの作成したものが無くなってしまう…なんて状況は避けたいですね。
そのため、無料版を検討している方は定期的なログインを忘れずに行いましょう。
バックアップ機能が複雑
Jimdoではバックアップ機能がついていません。
そのため、外部のアプリケーションである「HTTrack Website Copier」の使用が推奨されていますが、このアプリはHTMLの知識がないと少々扱いづらいです。
そのため、バックアップをする際は、「HTTrack Website Copier」の利用を自身で調べながら進める必要があります。
Jimdoの使い方
では、ここから実際に画像を交えながら、Jimdoでのホームページ作成について解説していきます。
大きくは下記の4つの手順を行います。
アカウントを作成
サービス選択(1~10の質問)
ホームページを選ぶ
ダッシュボード(編集画面)へ
1.アカウントを作成
最初にホームページのトップ画面のボタン「無料で試してみる」をクリックします。
すると、アカウント作成のページが出てくるので、ここで登録を済ませます。
GoogleやFacebook、AppleのアドレスやIDでも登録できるので、分散させたくない方は連動して登録することがおすすめです。
2.サービス選択(1~10の質問による選択)
アドレスやIDでの登録が終わると、
ジンドゥー AI ビルダー:質問に答えていき、AIがホームページを作成
ジンドゥークリエイター:自分でテンプレートを選択し、カスタマイズしてホームページを作成
の2つのサービスを選択する画面に出てきます。
今回は、簡単に作成ができるジンドゥー AI ビルダーを選択して進めていきます。
ジンドゥー AI ビルダーを選択すると1~10の質問がなされ、その解答をもとにホームページが作られていきます。
ちなみに10の質問は以下の通りです。
このホームページは誰のためのものですか?
何のためのホームページですか?
まずはじめに企業名(または屋号や団体名)を入力してください
この中(地図中)に該当はありますか?
ホームページ作成の目的はなんですか?(3つの選択式)
FacebookまたはInstagramから画像をお選びください
どんな内容のホームページですか?(トピック選択)
お好みのスタイルを選んでください(レイアウト選択)
どの色の組み合わせがお好きですか?(カラー選択)
必要なページはなんですか?(ページ選択)
これらの質問に答えると、次に実際に運営するホームページの候補が2つほど出てきます。
ホームページを選ぶ(最初のホームページの形式)
AIによる質問が完了すると、ホームページの形式の選択ができます。
恐らく左と右で若干のレイアウトの差があります。
どちらかを選択すれば、実際に編集できるダッシュボードに到達できます。
ダッシュボード(編集画面)へ
ここまでくれば最初の設定作業は終わりです。
このダッシュボードでは、
・ホームページ編集
・デザイン
・ナビゲーション
・独自ドメイン
・設定
と、ホームページを運営するにあたっての基礎的なことは全て出来るようになっています。
例:ジンドゥー AI ビルダーでのページ作成の紹介
最後に、ジンドゥー AI ビルダーを使ったページ作成を簡単に紹介します。
例えば、「ホームページの編集」を押すと、上記のようにレイアウトや背景色の変更が可能です。
これもAIによるアシストでの作りやすさになります。
またデザインを押すと、上記のように画像選択からホームページの使用を変更することができます。
今出ているページは、もともと搭載されている画像ですが、自身で持っている画像も利用できるので、自分好みのホームページも簡単に作ることができます。
まとめ
Jimdoを使ったホームページ作成は、以下の特徴にまとめることができます。
<メリット>
・さまざまなサイトの作成が可能
・ホームページ作成が簡単
・SEO対策にも対応
<デメリット>
・自分で考えて作る
・電話サポートがない
・無料版は制限が多い
そのため、下記のような人におすすめできるツールです。
<おすすめの人>
・HTML や CSS を使ってカスタマイズしたい
・手軽にホームページを作ってみたい
・ホームページの完成イメージがある程度ある
自作でホームページを作る場合の入門としては、おすすめのツールなので、まずは無料版から試してみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?