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不妊治療-授からなくてもそこそこ幸せ?

少し前までは「せっかく不妊治療をしているのだから結果を出さなければ」という想いが強くて大変辛かった。
でも今は少しずつ「そうではない」と思えるように変化して来ている。

私はどちらかといえばギフトを貰って生まれてきた方だと思う。
まず分かりやすいギフトとしては人並外れて胸がデカい。
それはもうたくさん人がいても「あぁあの巨乳の子ね」と覚えられる位分かりやすく胸がデカい。
ワコールさんによると日本の人口の上位0.6%らしい。

それによるデメリットは
①性被害に合う
②私本体より胸が好きな男性と安易に付き合い不幸になる
③下着がブラジャー1枚で1万円を超える
となる訳だが、
①は私自身が痴漢に対しその場で大声を上げられる気の強さがあったこと
②は経験により私自身を好きな男性にきちんと出会えたこと
③は時代の変化とともに数千円で大きいサイズまで出してくれるメーカーが表れたこと
により緩和されていき、おそらく「覚えてもらえる」というメリットを仕事に活かして来た事の方が多いように思う。
別に枕だとかそういう話ではない。
「覚えてもらえる」と言うことは仕事において大変大きなアドバンテージがある。

まぁ仕事において私を助けてくれたのはいつだって女性だったけど。
しかしその女性達にも仲良くなると「胸大きいですね〜…」と言われていたので私の身体的特徴においてむちゃくちゃ大きな割合を占めている。
そして、そう言われて「えぇまぁそうなんですよ、Jカップあるんですよ。ワコールによると…」とすべらない話に持っていけるメンタルの持ち主なので、人の間に入るディレクターとしては天性のものがあると思っている。
話しかけやすさと、具体的な数字を絡めて客観的に話を進めるという自分のキャラクター付けにおいてかなり美味しいのだ。
そして、セクハラ云々はどうでも良く、それを「美味しい」と感じる私は女ではなくビジネスマンとしての面白さの方を優先してしまう人間なのだよなぁとつくづく思う。

その他いくつか「私って私の努力以外のところで得してる」と思うところがあるのだが、とどのつまり私はこう言うところで神様にギフトを貰ってしまったので、子供という面では苦労するようにできているのかな…とぼんやり思っているのである。

今やっている仕事は大変だけどリリースするたびに嬉しいし、
妊活が長引くたびに「また仕事に影響出るじゃん!!あぁもう!」と言う怒りが真っ先に来る。
優しさがなさ過ぎやしないか…??それとも、普通ですかね…?
なんか他の皆さんのnoteみたいに優しくキラキラしておらず、
育てにくい子を産んでしまった時の自分が本気で恐ろしい。

だからできなかったらできなかったで、
もしかしたら私は幸せなのかもしれない。
仕事にもう少し入れ込める。
そこは、不妊治療を受ける女としてきっと幸せなのだ。
欲しくて欲しくてどーーーーーーしても欲しくて出来ないわけではないので。

こんなヤキモキした時間は人生でないほうが幸せだとは思いますけどね。

追伸。40間近にして、巨乳のデメリットには
むちゃくちゃ垂れる
が追加されもうみんなと一緒に温泉入れねぇわこりゃ…などと思っていたりもすることを報告しておきます。


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