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不妊治療閑話休題-実母との関係

先日誕生日を迎え39歳になりました不妊治療中の者です。
高度不妊治療を行いながら、子供が欲しいかいまいちわかっていないところがあるのですが、それは私と実母の関係が少しだけ微妙だからです。

と、言っても実母側に微妙だという意識はないと思います。
先日の私の誕生日はナチュラルに忘れられ、
父親によって思い出され1日遅れで連絡がきただけでも上出来だと思うのですが、驚いたのは母親が得意げに
「でもお姉ちゃんの誕生日は覚えてるから!8月XX日でしょう?」
と言ったこと。

……得意げに言って来たので、彼女に悪気はないんです。
自分はポンコツではないと言いたかったのだと思います。
が、次女の私にとっては両方忘れていてくれた方がいいことだという事がなぜ分からないのだろうか…というような思いを幼少から重ねてきたのです。
でも、もういい大人なので「そうだねー、はははー」と何事もない返事をしておきました。

いつもいつ何時も姉が優先。
本当に悪気はないのです。
ただ、彼女の中では姉がナチュラルに特別で大切なだけなのです。

私ももうアラフォーなのでそれに関して感傷的になることも少なくなり、
愛してくれる夫がいるからいいや、という気持ちなのですが、
子供のころは死ぬほど悩みました。
私、なんで、いつもスペアなんだろうって。

これ、イギリスのヘンリー王子の回顧録も同じタイトルなんですね。
第二子は抱えやすい悩みかもしれない。

だからいつでも姉よりいい子でした。成績も仕事も結婚も。
そうしたら特別になれるんじゃないかって思ってたんですけど、
それでも何も変わらないんですね。
むしろいい子であることにより関心はより薄くなったような…???
人の中にある「特別な存在」は変わらないです。
親が幼稚でない場合、兄弟姉妹は平等に扱われるのかな…。

というわけで、身内であっても気が合うわけではない。
という事を何回も何回も何千回も何万回も重ねて、
ぶっちゃけ気が合わない子供が生まれたらどうしようと思っている。

それでも愛しいものかしら?
分からないな、まだいないからね。


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