絶対に知っておきたい開発ツール"8thwall"【WebAR開発ツール紹介】
みなさん、こんにちは。
WebAR NOW 2本目の記事は『8thwall』を紹介します。
本記事のキーワード
・8thwallはWebAR界最大のプラットフォーマー
・案件に一番多く使われている
・とにかく画像認識とSLAMの精度が高い
WebAR最大のプラットフォーマー
『8thwall』(読み方は、エイスウォール)
2022年2月現在、
WebARの案件があるとほとんどの確率で8thwallが使われています。
最も多くのWebAR案件に使われているといっても過言ではありません。
最近の事例
・デジタルメッセージカード“エルメスのメリースノーマン”
エルメスのキャンペーンに使われています。
https://www.hermes.com/jp/ja/story/292932-holidayMessenger-2021/
インスタグラムで#エルメスのメリースノーマン と検索するととても可愛い投稿がたくさん出てきます
ARとしての表現がとても秀逸だと思います。
犬と一緒にとるカメラセンスも最高です!!
すぐに簡単に8thwall公式のデモが体験できる
こちらのサイトでは8thwallが作成したデモを簡単に体験することが可能です。
https://www.8thwall.com/8thwall
いくつかの、サンプルプロジェクトから試したいものを選択して
Try it out のQRコードにカメラをかざすことで簡単に体験が可能です。
サンプルからイメージを膨らますのも面白そうですね ^^
とにかく画像認識とSLAMの精度が高いんです
画像認識?SLAM?
なにそれ、おいしいの?
大丈夫です、安心してください。
イラスト付きで簡単に説明をします。
画像認識
下のサンプルは、事前に登録した画像をカメラが認識すると、クラゲが出てくるという仕組みで成り立っています。
イメージはQRコードにカメラをかざすと○○するというイメージです。
この画像を認識する精度が、WebAR界ではトップクラスなのです。
画像認識の精度が高い → 失敗が少ない → 案件に使用できる
こちらのサンプルでは曲面の画像を認識しています。
SLAM(スラム)
SLAMとはSimultaneous Localization and Mappingの頭文字をとって並べた造語です。
(Simultaneous:同時に起こる)、(Localization:位置特定)、(and:と)、(Mapping:地図作成)
簡単にいうと、地図を作成して、物体の位置を特定し続けるということです。
下の写真をご覧ください。
こちらは8thwllのサンプルプロジェクトの1つです。
紫の半透明のグリッドは地図を意味します。
カメラが床面を認識すると、床面と平行に仮想的に地図を生成します。
そして、その地図の原点(x,y,z)をもとに、物体の位置がどこにあるのかを推定します。
8thwallはこの精度が非常に高いのです!!
なので、案件に使用される頻度が非常に高いです。
先ほど紹介した、エルメスのスノーマンキャンペーンでもSLAMという技術が使われています。
8thwallに関しては、もっと話したいことがあるのですが
本記事ではこれまでとさせていただきます。
8thwallは日々技術がアップデートされるので、追って記事にしたいと思います!
twitterのフォローもお願いします
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?