工業高校生が取得した資格パート4

今回紹介する資格は”機械検査3級”についてです。機械検査とは、”ノギス”や”マイクロメーター”、シリンダーゲージ”という測定器を使用して物の大きさを測定することです。この検査は、筆記試験と実技試験に分かれています。

まず筆記試験の攻略方法は、過去問をひたすらに解くことです。機械検査の筆記試験の内容は過去に出題された問題が多く出題されます。試験の問題数は30問なのですが新しく出題される問題は2,3問しか出ません。そのため、工業高校生の人たちは歴代の先輩たちが残してくれた過去問を繰り返し解いていけば簡単に筆記試験を突破することができます。           次に実技試験の攻略方法なのですが、まず最初に測定器具の使い方とメモリの読み方に慣れる事が大切です。工業用の測定器具は0.01㎜の単位まで測定することができます。そのため、メモリの読み方が独特なので覚える必要があります。次に大切なのは器具を簡単に掃除することです。測定器具は0.01㎜の単位まで測定できるため、少しのチリがあると測定結果に誤差が生まれてしまいます。その為、測定する前は測定器具、測定するものもウエスで軽くふきましょう。そのあとに何度も何度も練習を重ね、測定する時間を減らすことに集中すればいいと思います。

これで機械検査3級の紹介と攻略方法を終わりにしようと思いますが、最後にこの資格を持っておいて得するところを紹介します。まず一つ目は、この資格はジュニアマイスターの点数が多くもらえます!その点数なんと12点!なぜこんなに多くもらえるかは謎ですが持っておけばジュニアマイスターにぐんと近づくことができます。次にこの資格を合格すると立派なバッチをもらうことができます。3級はブロンズ、2級はシルバー、1級はゴールドになっています。最後にこの資格の実技試験に満点合格をすると金のメダルをもらうことができます。この3つが機械検査を持っていると得することでした。

さて、次回の資格紹介は”第二種電気工事士”について紹介していきたいと思います。ありがとうございました!

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