目標:”願望”から「本気で目指す目標」に変えてみよう(第51号2024/1/5)

こんにちは。インストラクターChiakiです。
今回のテーマは目標設定です。
一年の計は元旦にありとも言われていますし、ぜひ目指す目標を明確にしていきましょう!

スタジオのパーソナルトレーニングの受講者は、何かしらの課題を克服したい、改善したいという気持ちや考えをベースに持っていますが、その熱量や具体性にはかなり個人差があります。

目標や課題が明確で「なんとしてでも達成したい」という感じの子もいれば、なんというか「できるようになりたいけど、現実的にはむずかしいと思っている」と、やや遠慮がちで、大っぴらに明言できない様子の子もいます。

たとえば、試合で優勝したい、あるいは全国大会に出場したいという気持ちがあるにもかかわらず、それが「目標です」と言える雰囲気にないというか。

ビールマンポーズやI字バランスができるようになって演技に取り入れたい気持ちはあるのに、今の柔軟性の状態から自分で「それは現実的ではない」と決めつけてしまっていたり。

「現実的には難しいのに、壮大な目標を言うのは恥ずかしい」とか「そういう目標は無謀なのではないか」という気持ちもわからなくもないですが、それは非常にもったいないなと感じています。

少なくとも、わたしのパーソナルトレーニングを受ける子たちにはそこは遠慮してほしくないと思っています。
目指すべき目標が壮大だろうが無謀だろうが、それを本気で目指したいなら、「達成するためにはどうしたらよいか?何ができるか?」をこちらも必死に考えるのでまずは「何を目指すのか」を声に出してほしいと常々伝えています。

そして、難しい、今の実力では無理と思われるようなことでも、その目標に向かっていく過程のなかで「これはいけるんじゃないか?」という変化を感じてもらえるようにトレーニング内容を工夫していますし、その変化が少しでも早く訪ずれることを第一目標に心血注いで取り組んでいます。

実際、上達している変化を感じてくると、最初は目標に対して少し遠慮がちだった子も「もしかしたら本当にできるのではないか?」と気持ちが変化してくるようで、そこから練習への取り組み姿勢が変わってくる子もいます。
そうするとさらに良いスパイラルになっていくので、さらに目標に近づけるようになります。


おそらくスポーツ指導されている先生やコーチの方々も、わたしと同じような気持ちで指導されている方も多くいらっしゃると想像します。
なので、どうか胸に秘めた”願望”で終わらせずに、ぜひ達成したい目標に変えてほしいです。
生徒から「本気で目指したい」と言われたら、それに向かって一緒に指導をしてくれる先生が多いはずです。

今年の目標をぜひ、明確に設定してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。


下記の記事は5年ほど前になりますが、パーソナルトレーニング受講者だった当時12歳の女の子のエピソードです。
達成したいことややりたいことを周囲にしっかり伝えられる児童で(なおかつ周りも自然に協力したくなるだろうなと感じさせるモノがあった)、彼女に学ぶこともたくさんありました。
ハッタリと書くとネガティブなイメージもあるかもしれませんが、少なくとも学生のうちはこれくらい強気なほうが結果的には得られるものが多いのでは、と感じています。


もし気に入っていただけましたら、次回の更新もぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。