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運営者の雑感

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スタジオWeBA(ウィーバ)の運営者が書く、日々感じていることなど。不定期更新。
運営しているクリエイター

#自営業

#114 トライアル希望者からの「ご相談」と向き合い方

自分が設定したルールに対して「こういう対応をお願いできないか?」という相談をいただくことがたまにある。 どちらかというとリピーターのお客さんからの相談ではなく、これからスタジオのプログラムを体験したいという、いわゆる”一見さん”からが多い。 これまでは相談をいただいたときに「そういう需要もあるのかな」と思って、自分が設定したルールをやや緩めて対応したこともあったけれど、今後はそういう機会もかなり少なくなっていくだろうとおぼろげに考えている。 理由は、それらの相談に応じてみ

noteの定期マガジンもYouTubeの動画マガジンもいつか誰かの役に立てたら、何かのきっかけになればよいなと思っているのでいろいろ気にしないようにはしていますが、♡や高評価が一つでもつくとやはり大変励みになります。ボタンを押していただいた方、ありがとうございます。うれしいです。

数は追わない、他と比べないってのは理想だけど誰しもお金も時間も有限な以上そうはいかないよね。特に時間。時間を割くだけの価値があると思われないことには敗退になるし、選ばれるってことは結果的に数字に表れるわけだし。そこからはずっと逃げられない。

#98 ルールを変更するタイミング

スタジオ経営が7年目ともなると、事業に関するさまざまなルールや決め事の判断基準は、開業当初に比べればだいぶ作れてきています。 とはいえ、たまには想定範囲を超えたご要望をいただくこともある。 ちなみに事業にまつわるルールや判断基準に関しては、事業・会社規模の大小に関わらず一定の範囲のことは、絶対に事前に決めておいた方がいいと考えるタイプです。 その理由は、一定の判断基準の存在は、ストレスの軽減・時間の節約ができるから。余分な時間やストレスにとらわれなければ、本来やるべきこと

#40 無意識にハードルを上げるクセ

「相手の期待を上回る仕事」といったニュアンスのことを聞いたことはありませんか? 仕事は、「相手の想定している期待値を上回る成果を出すのが素晴らしい」という考え方です。会社員だったら、一度は新人研修やOJTで言われたりするんじゃないかな~。 私もこの考え方に何ら疑問を感じませんでしたし、自分自身が ”常に相手の期待を上回りたい” という思いで仕事をしていました。 しかし、この考え方はどの仕事にも当てはまるものなのか? この考え方を常に貫いてしまうと無意識に自分を苦しめるの

#34 組織のPDCA、自営のPDCA

何かに取り組むとき「PDCAを回す」という言葉をよく聞きます。特に仕事においては誰しもが聞いたことのある言葉だと思う。 Plan(計画)・ Do(実行)・ Check(振り返り)・ Action(改善行動)、これらをしっかり回すことで、無駄なく効率的に仕事を進めることができる、というのが一般的な概念だと思います。 私も会社員だったときは何の疑問を感じることなく、そのとおりだなと思っていました。むしろCAの部分は重要で、やりっぱなしで終わらせてしまって振り返ることがなかった

#21 いつか必ず仕事につながるという確信

会社員から独立したときも、そしていま現在も、成功する自信はあるか?と聞かれたら即答でNOです。 自信というものは全くないけれど、いくつかの ”ある経験" があったので、会社員から離れてみようと思うことができました。 それは「何気ない仕事が思いもよらない仕事につながった」という経験です。 私は独立する前に3社ほど経験しました。携わった職種は営業企画、経理財務、監査、人事、コンサルなど広く浅くというキャリアです。 私の場合は、一つの領域でステップアップしていくというのが性格

#18 マルチタスクを止める

会社員のときには、シングルタスクよりもマルチタスクのほうが当然のように「効率がいい」「良いこと」「仕事ができる指標」のように考えていました。 しかし、ここ一年くらいは完全にシングルタスク派です。仕事そのものの種類はいくつかありますが、同じ時間・期間内に「あれもこれも同時進行でやる」という考えは捨てることにしました。 私の現在の仕事は、 ●スタジオ運営・営業活動・雑務 ●インストラクターとしての指導 ●外部の仕事の手伝い 主にはこの3つですが、一番上の部分は細かく分類す

#14 がんばっている姿勢を見せること

どうも昔から「がんばっている感」を出すことが苦手です。 「がんばっている感」「やっている感」「忙しい」「寝てない」みたいな類の空気は、どうしても自己満足のようなカッコ悪いような、とにかく受け入れ難くて生理的に受け付けない気持ちがありました。 だから、自分からそういう部分の自己開示をするのは苦手というか、できそうにない・・と思っていました。 けれど、昨年の秋にお客さんから言われたある言葉に思うことがあり、がんばっている姿勢を見せるのもアリ、というか、必要というか、そこも含