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【Personal Interview】TEIKA(零[Hz])――独特な魅力がある人というか、掴みどころがない、自分だけの世界を持っている人が好きだし憧れるんですよね

零[Hz]のパーソナル連載企画がスタート! 現在行っているワンマンツアー「REGION ZERO」のファイナル公演、6月15日のZepp Shinjuku公演までメンバーを1人ずつフィーチャー。未公開ライブPHOTOと共に、コアな部分に触れたインタビューをお届けしていく。
初回となる今回は、Ba.TEIKAが登場。ヴィジュアル面に対する抜群のセンスと、鋭い着眼点でバンド内でも表現という部分で率先してアーティスト性を際立たせている彼が、今関心を向けていることに着目。零[Hz]が5周年を迎え、活動期間の中で進化したとも言える興味深い思考を覗くことが出来た。

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(記事購入の読者様対象 / 応募締め切り2023年6月23日(金)18:00)
沢山のご応募ありがとうございます。6月23日 18:00 ご応募締め切りました。

【楽しいですね。――メンバーのパフォーマンスも落ちずに、1本1本意味があるライブに出来ていると思いますね】

――まずは、直近の話題から伺っていきます。今回のワンマンツアー「REGION ZERO」は、いかがですか?

「楽しいですね。今回、今までよりもサポートをしてくれる人が増えたんですよ。PAさんと照明さんも同じ人を連れていけたりメイクさんも増えたり、メンバーは新幹線で移動させてもらったりしていて、今日も5デイズの5日目なんですけど、そんなに疲れてないんですよ。メンバーのパフォーマンスも落ちずに、1本1本意味があるライブに出来ていると思いますね」(※取材は、5月3日の福岡公演の前にリモートで行った)

――それは良かったです。しかし、関東圏だけではなく地方公演にも同じPAさんや照明さんに同行してもらっていたとは。

「今までも関東圏は同じ人にお願いしていたんですけど、やっぱり照明のクオリティーが違うだけでライブ映えが変わってくるし、PAさんに関しても自分たちは音数が多いから、出したい音を再現するのに地方だとメチャクチャ時間がかかっちゃったりして」

――初めましての方だと、どうしてもそうなってしまいますよね。

「そう。それに、今はライブの合間にYouTubeの撮影もしないといけないから、なかなか時間が取れないんですよね。今回も、本当は地方には連れていく予定はなかったんですけど、ツアーが関東圏から始まって、やっているうちに〈やっぱりいてもらった方が良いよね〉っていうことになって、お願いして各地に来てもらっているんです」

――それによって、音響やステージの演出もより納得のいく形で出来ているわけですね。

「そうなんです。自分たちもやりやすくなったし、結構弦楽器隊に関しては音が変わったりしていて。やっぱりツアーファイナルまで同じ人で詰めていけるのはすごく良いなと」

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